ファストトラベル
リスクなくワールド内のポータル間を瞬間移動できる施設やアイテム。
迷って試行錯誤はしたいけど、迷うための場所に行くのに無駄な時間をかけたくない、みたいな葛藤の中で、作品によって採用されたりされなかったりする。
セーブポイントと兼用
考えることが少なくて済む。
LA-MULANA2の聖杯石碑は無制限に使えるものと、登録している1個だけキープできるものがあった。ルームガーダー戦の最中だろうと問答無用で使える利便性と大量の一撃死トラップが鮮烈な思い出を残すバランス。
Momodora: 月下のレクイエムの鐘は中盤からファストトラベルに使えるようになる。ただし1エリアに対応するワープ先は1つだけなので、出発地より到着地の方が少ない。
専用施設
キャッスルヴァニアはだいたいこれ。セーブポイントと別種の使い心地にしている。ステージクリア色をまとった悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンスや悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印だとリトライポイントやショートカット的な意味合いが強め。
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルドの祠は広大な世界を探索する上で、祠の発見へのモチベーションになる。
Timespinnerはエリア間のロード部屋(わざわざロードしているようなレイテンシは感じないが)が中盤からファストトラベルに使えるようになる。単純なようでいて意外と便利。特に二度行きづらい、みたいな場所をあまり作っていない構成なのも奏功している。
出発はどこからでも
奥地で弾薬尽き果て死、というのがなくなる
すいすい再訪で試行錯誤をスピードアップだ
戦闘やショートカット開通でどんどん版図を広げてゴールにたどり着けばオッケー系のデザインならこれでいけそう。
アフターイメージは『安息の薬』という消費アイテムでどこからでも出発できる(物語設定的な意味でデスルーラっぽいが…)。早期バージョンではかなりレアアイテムだったらしいが、筆者のプレイしたアップデート版では安く店売りされていた。各地の微妙にレアアイテムっぽい難度の場所にちょこちょこと安息の薬が配置されており、当初のデザインをうかがえる。
自由に到着点をセット
Hollow Knightの夢見の釘。本作はスタグの駅というポータルもあるが、ゲーム後半で夢見の釘が手に入り、現在地をワープの到着点にセット、任意のタイミングで出発できる。ワープ時たまに釘のエッセンスが1消費される(地味に増やすのが大変なので乱用が抑制される)
作中で一時的に使えなくするケース
強制的にイベント発生現場へ向かわせる
施設のパワー供給源が止まった!復旧に行かなくては
制限時間内にゴールまで行け!ファストトラベルに慣れていると難度が上がるしっぺ返し的イベント
探索領域制限