サイバーエルフ
物語の設定上は電子の妖精?だったり、レプリロイド(高度な人格を持ったロボット)の魂相当なものだったりする。 ゲームシステム上はライフ回復、ライフ上限アップ、敵デバフ、トゲ一撃死無効などの効果を得られる消耗アイテム(!)。 効果説明もサイバーエルフ本人がしゃべるテイで「使うと少しだけ回復できるよ。私は死んじゃうけどね…」などと抜群の後味の悪さを演出している。システム上もペナルティがあり、使用するとステージクリア時の評価点がマイナスされる(ライフ上限アップなどの永続パッシブは毎ステージ引かれる!)。 ロックマンゼロの1作目は死と隣り合わせのディストピアを高難度のアクションゲームで描こうとしてこういった行動を抑制するUXによるひどい思い出作りを仕立てたと考えられるが、続編では徐々に作品側の態度が軟化した。 ロックマンゼロ3:消耗しない装備アイテム的ポジションの『サテライト』が登場。このタイプはステージ評価点にペナルティがない(従来のタイプも『フュージョン』として存続)。 ロックマンゼロ4:パッシブの内容をカスタマイズできるサテライト・クロワールに統合。キャパシティ制限内の強化はノーペナルティというシステムとなり、死ぬサイバーエルフはいなくなった。