軽量化
前提
一般に動画編集/映像制作などのグラフィック処理は、時間がかかるものです。
他のソフトはどうにかしようとして、GPUを使ったり、プレビュー時に解像度を落としてレンダリングしたりします。 また、他のソフトではレンダラ(実際に画像処理を行うところ)とUIのスレッドを分離することで操作だけは軽くするといったことを行うことがありますが、AviUtlはそれも行わないため、動作がもっさりに感じます。 それでも多少マシにする方法はあるのでいくつか挙げておきます。
設定やプラグインの導入など
テキストや一部のフィルタ効果、UIの高速化を行います
Luaスクリプト自体があまり計算をしないようなら、効果は薄いです フィルタ効果の高速化にはGPUなどを使用します
プレビューのみの高速化です
入力元/出力先の見直し
一般に、SDカードなどよりはHDDが、HDDよりはSSDが速いなど そのデバイスの読み書き速度を確認して下さい
動画などのキャッシュが取られ、2回目以降の表示が軽くなる。
PCで使える量以上に設定してしまうと、重くしてまでキャッシュを増やしていくという挙動になるので注意
もしかしたら高速化されたバージョンがあるかもしれません
一般的には標準の0でよいはずです
編集の工夫をする
軽量なフォーマットのメディアファイルを使う
中間出力
一部の編集を適当なファイルに保存すること
シーンのオブジェクトを配置する代わりに、シーンを動画ファイルに書き出してそれを使うようにする テキストや1度描いたら使い回せる画を、画像ファイルにしてしまって、それを使うようにする 重いけど、1度描いたら使い回せる画があるなら、非常に有効
その他
編集中にいちいちレンダリングが走らないので、どの効果を使えばどのような画になるかを理解していれば使える
出力する前まではレイヤーの表示を外すなどして、編集中に見えなくて良いものを非表示にする 本質的に軽くなるということは無いが、出力したときのイメージをプレビュー画面で高速に確認できる
PCのスペックを上げる
それはそう
CPUに重きを置くとよさそうです