ツァラトゥストラ読書会(2)
場所:301
参加者:イタロー、見たら死団子、ぷゆ、ToTTo、ぬこ、yume、神奈川、saitou、telecom、くすみ(敬称略)
読む箇所:序説6〜10
【読書会自体に関して】
読むペースが決定した
3 三様…肉体
4 喜悦…読む
5 山上…新しい
6 市場…千の
7 隣人…まむし
8 子ども…贈り
【進行記録】
当日トーク募集で告知
開始が22:30よりも遅れた
前回からの継続参加者4名、新規参加者6名〜
主な話し手はイタロー、見たら死団子、ぷゆ、くすみだった
冒頭で6〜10の内容をごく簡単に述べる
何か話したいことありますか?
特になかったので司会役(くすみ)から話をはじめた。
そこから話は続き……
1時間経過したとき10分休憩
ロシアの時間を考慮できていなかった。次からは明確に休憩時間を何分と宣言する久住哲.icon
その後も話は続き……
夜2時になり遅いということで終了
終了後、読書会の紹介(CM)
毎週開催の案内
読む範囲の案内
フォーラムの案内
【VCで話したことの振り返り】
鷲と蛇→10のくだり
ツァラトゥストラは彼らに仮託しながら誇りと賢さについて語っている
誇りの方が主?
10のある箇所について2つの日本語訳とロシア語訳とドイツ語原文とを見比べて検討
「女のように」は原文にはない
女性名詞
後々賢さが女性に喩えられる箇所があるのかも?
対比される2文があった
どちらも主語はmein Stolz(誇り)
Stolzは男性名詞、Klugheitは女性名詞
ロシア語でも〈賢さ〉は女性名詞らしい
科学と砂漠。ラクダ
他の著作では砂漠と科学とのあいだに関係がある
寝て起きて健康を取り戻す!
真理を見いだす
身体
単に疲れていたのではないか
疲れていたから墓掘り人のように振る舞ったり、死体に話しかけたりしてしまったのではないか久住哲.icon
逆張りとしての大地
天国も地獄も、死者にも頼らない。
二人の隠者、旧約と新約という解釈
人でなく神を愛す、パンとワイン
2の老翁
ユダヤ教
森のなかにいるから世間で起きていることを知らない
神は死んだ
8の老人
キリスト教の要素
パンと葡萄酒
親切ではある
現実認識がない
死骸
どういう位置づけか
死体に話しかけるツァラトゥストラ
ツァラトゥストラが現実を認識していなかったという描写ではないか久住哲.icon
後に寝て覚めて伴侶に語るべきを悟る
綱渡り
不安定
信念はなく、ただ鞭と飴によってそうしつけられただけ
人間の生存は不気味であり……
Unheimlich
得体が知れない
脆弱さ
支えとしての意味
翻訳における「まだ」の不在
immer noch(いまだに)
獅子と幼子の違い
漢字からひらがなみたいなものか、もっと根底からの変化か
駱駝から獅子へ
駱駝も自らの強さを誇る
駱駝と獅子とでは強さ(力)の用途が異なる
神が死んだ
昔は信じるまでもなく神があった
いつ頃の昔か
2の老人は昔から変わってない人
本当はもう神を信じていない
信じていないけど、既存の価値観にもとづく制度が存続している
ツァラトゥストラと道化師
メタフィクションか、繰り返しか、克服か
むしろツァラトゥストラは死者をめぐる自分の自分に対する嘘に気づいたのではないか
道化師の最後の言葉は無視するが、死にゆく綱渡り芸人とはしっかりやり取りをしている
墓掘りを無視している
作品の整合性
同じ言葉が他のところでも出てくるときの整合性があるのかないのか
視点の変わり目
序説から言説へ
三人称視点から一人称視点へ?
語りかける相手、大衆→(死者)→伴侶
死者
死者に向かって話すようで、自分の心に語っている。
ベケットの『ワット』の註釈を思い出すイタロー.icon 肉体と精神
先の部分でも語られそう
墓掘りは地獄を引き合いにだす
下品さ
大地を掘り返す
【振り返り中に思いついたこと】(何でもOK)
今回は軽い抜き書きメモを見ながら参加したが、便利だと思うたイタロー.icon
話しながら新たにメモを書けるしイタロー.icon
今回は序盤に発言を控え目にしたが、次回は逆に序盤に意見を出すのもいいかもしれない。いろいろその場で臨機応変になるよう試してみやうイタロー.icon
1にも鷲と蛇でてくる。
ドイツ語原文を見るのも読解に有効かもしれない久住哲.icon
『ツァラトゥストラ』における死とはなにか?
シンプルな「死」?
これらはどうちがうか、同じか?↓
神は死んだ
綱渡り芸人の落下死
末人はゆっくり毒死
次回はPCで参加だが、スマホの方が集中できる良さはあるかもしれない。イタロー.icon
ググりにくいことで集中
リンク先見にくいことで集中
など
大地には、地母神ガイア(ゲー)のニュアンスはあるか。 砂漠について