『ワット』
Watt
技法
登場人物
ワット
ノット
主人公ワットの話し方の一例
原文
Day of most,night of part,Knott with now.Now till up,little seen so oh,little heard so oh.Night till morning from.Heard I this,saw I this then what.Thing quiet,dim.Ears,eyes,failing now also.Hush in,mist in,moved I so.
大部分ノ一日、少シモ夜、イッショノットイマ。見ズホトンドソリャア、聞カズホトンドソリャア、マデイマ。マデ夜カラ朝。コレ聞イタワタシ、コレ見タワタシ、ソコデサテ。モノ静カナ、ボンヤリシタ。弱ッテイマ、耳モ、目モ。ナカ静ケサノ、ナカ霧ノ、動イタワタシダカラ。
ベケットが「補遺」のなかの韻文を朗読している
https://www.youtube.com/watch?v=K2zxSZbm9xw
『ワット』が書きつけられたノートには、多くのユニークな落書きが描かれている。以下のリンク先で一端を覗ける。