『中心位置』グループ
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パーツ編集エリアの中で上から4番目にあるグループです。パーツの中心位置を制御するためのパラメータがそろっています。
YMM4 の映像エフェクト『中心位置』と使い方は同じなので、このエフェクトをよく使う方にとっては、覚えることが少ないと思います。
中心位置の調整を楽にやりたいかもーって人はこちらを参照 -> 中心位置調整時のTips
https://scrapbox.io/files/6832a8eeb380e001b7f7affd.png
中心位置ってなんなんだー
中心位置について、あまりなじみがない方に簡単に説明しますと、「パーツを回転、拡大、左右反転などする際に中心となる点の位置」のことです。
時計の針が、時計版の中央の軸で固定されながら進むように、パーツも回転するときに、中心点があります。
G〇〇gle Map をパソコンで開いたとき、マウスカーソルを地図上のどこかにおいて、地図を拡大縮小するとき、マウスカーソルが指している地点は画面上では固定されています。パーツも拡大縮小するときに、その中心点があります。
というように、回転、拡大縮小、さらに左右反転も、それらをするときに動かない点「中心点」があり、YMM4 や STP ではそれらの点を、1か所の同じ点として画像や図形を動かしています。つまり、回転するときも、拡大するときも、その点を中心にしている、ということです。
YMM4 には、その中心点をどこに動かすかを指定するエフェクト『中心位置』というものがあり、これを使って、回転や拡大の仕方を変えることができます。
冒頭の画像のように、数値のパラメータが二つとも「 0.0 px 」になっている場合、パーツの中心位置は、パーツ画像の中央に設定されます。
STP では、パーツの中心位置は重要な役割を果たします。
回転や拡大縮小、左右反転の中心になることはもちろん。
あるパーツ A の子パーツの描画位置を計算するとき、子パーツの『描画』グループの X ,Y の値 は、A の中心位置を基準にして、そこからどれだけ移動するかを表すので、注意が必要です。
https://scrapbox.io/files/6832b1fcda9d4a17a010e15f.png
ここには以下のパラメータがあります。
X
Y
位置を保持
1. X
中心位置の X 座標を指定します。アニメーションが可能です。
2. Y
中心位置の Y 座標を指定します。アニメーションが可能です。
中心位置の調整を楽にやりたいかもーって人はこちらを参照 -> 中心位置調整時のTips
3. 位置を保持
中心位置を動かすとき、中心位置は動かさずにパーツ画像をずらすのか、パーツ画像の位置を保持して中心点だけをずらすのか、をトグルの ON/OFF で選択できます。ON にすることで後者が選択されます。
ここでいう「パーツ画像の位置を保持」というのは、トグルを OFF にしたときに発生するパーツ画像の水平移動を、逆方向の水平移動によって相殺するだけです。
著者には YMM4 でバラシ立ち絵を操るバケモンな知人がいるんですが、『中心位置』エフェクトの「位置を保持」の言葉の意味を厳密には把握していないらしかったので、ここでは詳しく説明します。
ここで「ビットマップ」という単語を扱っていきますが、ここではスケッチ、あるいは印刷用紙みたいなものだと思ってください。そして、このビットマップには、「このビットマップを美術館のどこに飾るか」という「位置情報」があります。
https://scrapbox.io/files/6832c267460151677ff2a3e4.png
YMM4 の映像エフェクト『中心位置』も、STP の中心位置も、入力されたビットマップに対して、X , Y で指定する座標の分だけ水平移動した姿を写した新たなビットマップを作って出力しています。
ここで「位置を保持」のトグルを OFF にしていると、入力と出力のビットマップは、位置情報に変化がありません。つまり、ビットマップを飾る位置は変わらない一方で、中に描かれている絵の位置は、入力と出力で変化しています。
https://scrapbox.io/files/6832c4fc2be0f507a5536fea.png
ここで、「 X : 200 px 」と書きましたが、これは実際にエフェクトのパラメータに入れた値で、「ビットマップの中にある絵を基準に見たとき、中心位置が X 軸方向(右方向)に 200 px だけ平行移動した」と考えれば良いです。結果として、絵は元より X 軸方向に -200 px(左方向に 200 px )だけ平行移動しました。
この時点で元の状態と違うのは、中の絵を基準で見たときの中心位置の場所であり、美術館のカベ基準で見たときの中の絵の位置でもあります。
では、この発生した水平移動を、逆向きの水平移動で相殺するために、「位置を保持」のトグルを ON にします。
https://scrapbox.io/files/6832c87c24b9cb437a35f3c6.png
すると、出力されたビットマップ本体の位置が 200 px 右に移動し、中の絵は、美術館のカベ基準で見れば元の位置に戻りました。しかし最初と違うのは、中の絵を基準で見たときの中心位置の場所と、ビットマップ本体の位置です。
これが、「位置を保持」の仕組みです。回転やら拡大縮小やらはこの相殺の後に行われるので、複雑なアニメーションを作っていると、この「位置を保持」の効果が、いまいち分からなくなってしまいがちです。気を付けましょう。
中心位置の調整を楽にやりたいかもーって人はこちらを参照 -> 中心位置調整時のTips
<| Credit |> 画像に使われている立ち絵素材の制作者様
うさちゃこちゃんねる https://www.youtube.com/channel/UCQcDdg4W6r5OfcB1JTcpABw
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