QNKS指導時のコツ
◯スモールステップ
社会ならまず見開き2ページの要約から初めて、慣れてきたら1単元分の要約に挑戦しよう #実践の様子(社会) ◯先生も子供と同時に黒板にQNKSをする
子どもたちがQNKSをスタートさせたら、先生もざっと黒板にN→Kくらいを書いてあげよう。そうすればわからなくなった子は顔を上げればお手本がみられる状態になる。5,6分で書ききるのが望ましい。
◯合格ラインの設定と合否チャレンジがたくさんできる仕組みづくり
できた子は先生に見せに来る。始めはN、K、Sの流れがしっかりと追えているかを丁寧に見てあげる。慣れてくれば簡略化。もっとなれてくれば、何も見ずに単元の要約を言えるか、ということを合格ラインとする。QNKSで要約文まで完成させ、そこからその論理展開を暗記し、テストをうけるという流れ。要約文が長すぎると覚えきれないし、短すぎると要素が抜け落ちる。聞き手はまずスラスラと論理展開を話せているかをチェックし、聞き終わったら、その説明に対して1,2個、質問をする。それに答えられれば、合格。このやり取りにはすごく時間がかかるので、先生に合格を出してもらった子は、友達にも合格を出せる権利を与え、要約暗記チャレンジに挑戦できる先を多くつくる。
◯学習ニーズを阻害しない環境づくり
QNKSに限らず、一人で学習をしていると友達と相談したくなる瞬間もあれば、ふと立ち歩きたくなる瞬間もある。そういう学習ニーズはできるだけ満たされるような環境づくりに務める。立ち歩いていつでも誰にでも聞きに行ける状態で行うのが基本。
それを促すために、今誰がどの程度学習が進んでいるのかを可視化するようなツールが有ると良い #個人をつなぐ仕掛け 【関連】