実践の様子(社会)
基本的にはQNKSの流れに沿って、内的表象を外化しながら理解過程を一つずつ進行させていく。感覚をつかめない段階にある児童は、先述したとおり、太字や見出しを中心的に抜き出して組み立てていった。(左から順番に、N、K、Sの表象)
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慣れてくればNとKを同時にやる姿や、Kの段階において単純にキーワードを立てに配列するだけでなく、論理構造に合わせて分岐させるなどの工夫も見られた。
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導入からすべての単元においてQNKSで要約するという活動を取り入れたことによって、児童が書く図は精緻化していき、要約文はより簡潔になっていった。
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このように、社会科においてQNKS各過程の役割やコツについて一通り学んだ後、国語科へと展開した。
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