アクティブクーリング
125℃以下の温度の低い熱源から、熱交換で熱をかき集めていく蒸気タービンへの考え方
https://gyazo.com/f2f617bd8f0439f0029cb9b8bc0e0a34
アクティブクーリングの考え方で冷却発電する例を使って、蒸気タービン発電の設計例を解説する
https://gyazo.com/b91dee923818e2c091c28fa17f7fe701
https://gyazo.com/8a7b6eddd6a97625745f77d8e9b84966
アクティブクーリング(ActiveCooling) とは 「冷媒を通して熱を回収していく」方法
何かを積極的に冷やす目的で得られた熱を発電に使う、というもの
ボイラー室(蒸気が籠もってる部屋)に液体クーラーが置いてあるのはだいたいこのパターン
何かへの冷却が主眼なので、電力確保というよりは冷却に伴う電力消費を差し引きで抑える意味合いが強い
パッシブクーリングが 「高温の熱源からコロニーを守る」側面がある
アクティブクーリングは「その上で更に求めている温度まで対象を冷やす」側面がある
液体配管
https://gyazo.com/eb313ff1be32fb43ee4c26487f09f4dc
せっかくの冷却液をボイラー室で温めては元も子もないのでボイラー室の中はしっかり断熱する
熱源が2x2タイルの液体クーラーなので温度の偏り、ムラが起きやすい
ドレンも一箇所に排水口を置くよりは、温度ムラが起きないように分割して配置したり、熱源の近くにするなど工夫する ドレンの 排水口 はボイラー室の上でなく、出来るだけ床直上まで下げる https://www.youtube.com/watch?v=907Fgud_AX8
こんなバグがある。ボイラー天井に排水口をつけたデザインだと蒸気温度が高いにも関わらず発電量が低くなる
対応策で有効なのは床面に #石油 の油膜を張ってドレンはそこに当てる、等 配電
https://gyazo.com/9b687b33aa7fa1fc90e2e66703db6443
「液体クーラーの熱交換によって徐々に蒸気が温まり、やがて発電する」仕組みなので、配電は分けた方がよい
直につないで放置しても何もはじまらない(そも液体クーラーが回らないから)
クーラーが回るタイミングとタービンが回るタイミングが違うので、バッテリーはそこそこ多めに置いた方が自家発電に近くなっていく
https://gyazo.com/88eee914364fe7a1e62d6dc0145da8e9
発電制御
蒸気タービン で解説した通りで、冷却液の熱交換量と液体クーラーの消費電力1200Wと発電量のバランスを取って指定する 例では #超冷却剤 を鋼鉄液体クーラーで回して最大効率で余剰電力を得る場合の自動化の設定 200℃超過で発電開始、190℃未満で停止
過熱対策
パッシブと違う点として、
#液体クーラー が稼働しつづけていると、蓄電が十分にある場合タービンが停まったままボイラー室の温度が上がり続けてしまうケースがある 内部の機械類のオーバーヒート温度に近づいたら、蓄電量に関わらず強制的に発電するモードを仕込む
鋼鉄製の機械なら 250℃超過
鋼鉄液体クーラーのみなら300℃超過
金アマルガム液体クーラーのみなら170℃
液体クーラー側にも #熱センサー で、「クーラーのオーバーヒート温度より十数℃低い条件」を指定する 動画による解説
https://www.youtube.com/watch?v=5v3ipOwj4Fw