機構年表
主観で機構関連っぽい人とかを整理するための年表。時系列混乱するからね。時代感のために日本史とかも少々。
リンク機構の歴史概観
BC5000頃
車輪と車軸。メソポタミア。
BC350頃
水車。インド。
BC300頃
ユークリッド原論このへん。
アルキタスのねじ。ギリシア。
BC25頃
アルキメデスが複合滑車を発明。
BC150代
アンティキティラ島の機械。
AD50頃
アレクサンドリアのアレクサンドリアのヘロン（ヘロン）の記述群。
初の蒸気機関「アイオロスの球」、エアシリンダ等。
77
「博物誌」
875
イブン・フィルナース、最初の飛行を試みる。
1092年
中国北宋の蘇頌が、世界最初とされる天文時計である水運儀象台を設計。
1206
ジャザリー「巧妙な機械装置に関する知識の書」
カムシャフト、クランクシャフト、セグメントギア、真空を利用した吸引ポンプ、ダイヤル錠の記述。
1276~7
「天文学者の書」に機械式時計（タイマー）の記述。
1220年頃？
フランスの建築家ヴィラール・ド・オンヌクールのスケッチに脱進機の記述。
1309
ミラノの教会で機械式時計が使われた記録。
1338
足利尊氏が室町幕府を開く
1348-1362
ジョバンニ・デ・ドンディによる天文時計。
1354
ストラスブール時計。　
1380～1400頃
ニュルンベルクの目覚まし時計。鐘を叩く人形の名前”ジャック”が”ジャッキ”の由来になった。一時間に一回。
1386
ソールズベリ大聖堂の時計製作。現存する時鳴時計のもっとも古い例。但し、後世手を加えられている。
1389
ルーアンの大時計。15分ごとの時報。
1500年頃
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿群。
油圧シリンダ、ベアリング等。
1510年頃
ブラマンテとカラドッソ、当時の教皇の封鉛用刻印にネジを使用？
1522
マゼラン、世界一周。
1530年頃
チェリーニ、真鍮メダル刻印にネジプレスを使用？
1543
コペルニクス「天体の回転について」
1556
ゲオルク・アグリコラ「デ・レ・メタリカ」
鎖バケツポンプ、鉱石粉砕・混合機の記載。主に鉄が用いられる機械の最初の例。
1568年
ハマルトン・ショッベル「工芸書」にて心棒旋盤の記述。
1579年
数学者ジャックベッソンのネジきり旋盤。
1600
関ヶ原
1601
ジャンバッティスタ・デッラ・ポルタ、蒸気圧を用いた噴水の実験。
1602
ガリレオ・ガリレイ、振り子の等時性を友人宛の手紙の中に記述。
1606
ヘロニモ・デ・アヤンツ、鉱山の排水を行うための蒸気動力の特許を取得。
1609
ケプラー「新天文学」
ケプラーの第一、第二法則
1619
ケプラー「宇宙の調和」
ケプラーの第三法則
1620
ウィリアム・オートレッド、計算尺を発明。
1623
ヴィルヘルム・シッカート、初の機械式計算機。
1630
デイビット・ラムゼイ、"fire engine"に関する特許群取得。
1631
ピエール・ヴェルニエ、バーニヤスケール（副尺）を発明。当初は四分儀用。
1632
ガリレオ・ガリレイ「天文対話（二つの主なる宇宙体系に関する対話）」
1656
クリスティアン・ホイヘンス、世界初の振り子時計を製作。
1660
ロバート・フック、フックの法則を発見
1662
ロバート・ボイル、ボイルの法則を説明
1663
エドワード・サマーセット、蒸気機関を考案。建築前に死亡。
1670頃
Ferdinand Verbiest、蒸気タービンで動く車のようなものを製作。
1675
クリスティアン・ホイヘンス、ゼンマイ時計を発表。但しロバート・フックによるこれ以前の未発表の発明が確実視要出典.icon。
1679
Denis Papin、水の沸騰温度が圧力に依存することを発見、圧力調理器”ダイジェスター”を発明。
ついでに安全弁も発明
1680
クリスティアン・ホイヘンス、ピストンを駆動する火薬エンジンについて記述。
1690
Denis Papin、シリンダとピストンを用いた蒸気機関の模型を製作。
1694
ゴットフリート・ライプニッツ、Stepped Reckonerを製作。1672-
1698
トーマス・セイヴァリ、"火の機関"を実演、特許取得。
パリの「貨幣館」にあるコインがバランス・プレスされた？
1705頃
トーマス・ニューコメンがNewcomen式蒸気機関の初期型を作る。
1707
レオンハルト・オイラー生まれる
1712
トーマス・ニューコメンがNewcomen式蒸気機関を建設、スタッフォードの鉱山の排水用として実用化。
1722
ジョン・ハリソン、グラスホッパー脱進機を発明。
1733
トーマス・セイヴァリの揚水用蒸気機関に関する特許有効期限。
1735
ジョン・ハリソン、「クロノメーターH1」を製作。
1769
ニコラ＝ジョゼフ・キュニョー、蒸気砲車「ファルディエ」を製作
初の蒸気自動車（人が乗る）の走行。
1774
ジェームス・ワットがWatt式蒸気機関を作る。
初の商業生産。
1776
フランス人貴族のClaude-François-Dorothée, marquis de Jouffroy d'Abbans侯爵が蒸気船の試作品を作成し、ドゥー川を航行。
1781
ジェームス・ワットの惑星歯車機構特許取得。
1782
ジェームス・ワット、複動式機関と膨張力利用機関を実用化。
1783
レオンハルト・オイラー、死去。
8/27、モンゴルフィエ兄弟、熱気球で初の有人飛行。ただし係留。
11/21、係留なしで飛行。
12/1、ロベール兄弟、初の水素気球飛行。
1784
ジェームス・ワットがWatt's Linkage、Parallel motionの特許取得。
1788
ジェームス・ワットが遠心ガバナーを開発。
1789
ジャックス・コンスタンティン・ペリエ、最初の複動式機関を製作。
1796
ジェームス・ワット、蒸気圧指示器を製作。
1800
リチャード・トレシヴィック、高圧蒸気機関を世界で初めて製作。
1801
Oliver Evans、独立して高圧蒸気機関を製作。
1802
リチャード・トレシヴィック、高圧蒸気機関の特許を取得。
1803
時計師William Freemantle、Scott Russell linkageの特許を取得。
リチャード・トレシヴィック、初の蒸気機関車を製作。
1822
チャールズ・バベッジ、階差機関の設計を開始。
1825
ジョージ・スチーブンソン、最初の鉄道「ストックトン&ダーリントン鉄道」を開通
1827
ジョン・ファレイ Jr.「A Treatise on the Steam Engine」
1852
アンジ・リファール、蒸気機関を積んだ飛行船の試験飛行に成功。
1853
ピエール・フレデリック・サラスがサラスリンク発明。ただし、二度にわたって再発明され、1905年にSarrusの文献が再発見された。
1859
ジャン＝ジョゼフ・エティエンヌ・ルノアール、初の内燃機関を製作。2行程。
1864
ポースリエの機構発明。
同時期にチャールズ・ニコラス・ポーセリエとリップマン・ラプキン(こっちは1871？)が発見？
1867
4/1~10/31、パリ万博
Otto-Langen式内燃機関
”The Plantigrade Machine”としてチェビシフラムダリンク発表。
1868
日本、明治になる
1875
ハリー・ハートがハートの逆転器を発表。
ジェームス・ジョセフ・シルベスター、アルフレッド・B・ケンプがQuadruplanar inversorを発表。
1876
フランツ・ルーロー「The Kinematics of Machinery : Outlines of a Theory of Machines」
アルフレッド・B・ケンプ「On a General Method of describing Plane Curves of the nth degree by Linkwork」
Kempe's Universality Theoremを発表。
ニコラウス・オットー、4行程内燃機関を製作、
1877
アルフレッド・B・ケンプとジェームス・ジョセフ・シルベスターがQuadruplanar inversorを発表。
How to draw a straight line:A lecture on linkage
1893
ルドルフ・ディーゼル、ディーゼル機関を発明。
1897
チャールズ・アルジャーノン・パーソンズ、蒸気タービンの特許を取得。
1903
Geoffrey Thomas Bennett、Bennett's linkageを発表。
ライト兄弟、世界初の有人動力飛行。
1965
アントニン・スヴォボダ,Computing mechanisms and linkagesを出版。