アサーション
アサーティブなコミュニケーションが大事なんだろうなと思う。我慢して溜め込むのではなく、小出しにして自分のストレスも溜めない様にする。
最終更新: 2010年6月19日
アサーション~自己表現の方法 - PukiWiki
アサーションとは何か?
コミュニケーションについて
いろいろな自己表現
攻撃的自己表現
非主張的自己表現
アサーティブな自己表現
なぜアサーティブになれないのか?
人権としてのアサーション
誰からも尊重され、大切にしてもらう権利
自分の行動を決め、その結果について責任をもつ権利
誰でも過ちを犯し、それに責任をもつ権利
自己主張しない権利
問題をアサーティブに解決するスキル(DESC法)
描写する(D:describe)
表現する、説明する、共感する(E:express,explain,empathize)
特定の提案をする(S:specify)
選択する(C:choose)
アサーションとは何か? †
アサーション
より良い人間関係を築くための、自分も相手も大切にした自己表現法
アサーティブ
アサーションが実現されていること
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コミュニケーション
人間関係において相互理解を促進する行為
自分の気持ちは、表現しなければ相手にはわからない
自分が言いたいことは、相手に伝わるように表現する必要がある
相手が自分の表現をどのように受け取るか、感じるかは相手次第である
「自己カウンセリングとアサーションのすすめ」 より
自分の気持ち、考えをうまく表現する(自己表現する)と、コミュニケーションはスムーズになる
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いろいろな自己表現 †
指示
一方的
弁解がましい
歩み寄りがある
拒否
一方的
弁解がましい
率直
称賛
妬み・嫌味がある
自己否定的
建設的
総括すると..
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攻撃的自己表現 †
「私はOK、あなたはOKでない」
攻撃的自己表現とは
自分のことだけを考え相手の気持ちを配慮しない自己表現
自分の意見や考え、気持ちをはっきり表現する一方、相手の意見や気持ちを無視・軽視するので、結果的には、相手に自分の気持ちを押し付けることになってしまう。
相手は押し付けられた嫌な気持ちが残り、軽く見られたり、バカにされた気持ちになり、支配されたように感じる人もいるだろう。
自分の意向は通っても、押し付けがましさのために、後味が悪いことが多くなる。
強がり
尊大
無頓着
他者否定的
操作的
自分本位
相手に指示
優越を誇る
支配的
一方的に主張する
責任転嫁
「アサーショントレーニング―さわやかな「自己表現」のために」より
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非主張的自己表現 †
「あなたはOK、私はOKでない」
非主張的自己表現
自分よりも常に相手を優先し、自分のことを後回しにする自己表現
自分の気持ち、考え、意見を抑えて、素直に自己表現しない。
自分の気持ちに正直ではなく、相手に対しても率直ではない。
自己否定的な気持ちや自信のなさが根底にある。
相手に対して、「自分が譲歩してやった」という、恩着せがましい気持ちや、恨みがましい気持ちが残ってしまう。
引っ込み思案
卑屈
消極的
自己否定的
依存的
他人本位
相手任せ
承認を期待
服従的
黙る
弁解がましい
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アサーティブな自己表現 †
「私はOK、あなたもOK」
アサーティブな自己表現
自分のことを考えるが、相手の気持ちにも配慮する自己表現
自分も相手も大切にした自己表現と言える。
自分の気持ち、考え、意見などが、正直に、率直に、その場に相応しい方法で表現される。
意見や考えの食い違いが起こったときは、お互いの意見を出し合って、譲ったり、譲られたりしながら、双方にとって納得のいく結果を出そうとする。
相手も自分も満足でき、お互いさわやかな気持ちになれる。
正直
率直
積極的
自他尊重
自発的
自他調和
自他協力
自己選択で決める
歩み寄り
柔軟に対応する
自分の責任で行動
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なぜアサーティブになれないのか? †
アサーティブになれない4つの原因
自分の気持ちを把握できていない
結果や周囲の反応を気にしすぎる
基本的人権(アサーション権)を使っていない
非言語的表現が言葉と矛盾している
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人権としてのアサーション †
アサーション権
自己表現の権利
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誰からも尊重され、大切にしてもらう権利 †
こういう考えをしていないか?「自分さえ我慢すれば、丸く収まる」「自分が周りに合わせるのが当然」「自分の意見は大したことない」
誰でも欲求をもつことができ、その欲求は他者から大切にされるべきである
誰でも自分の希望を述べて、依頼しても良い
誰でも自分の意見をもち、それを表現することができる
個人が尊重されるということは、個人の気持ちや考え、意見、価値観も尊重される
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自分の行動を決め、その結果について責任をもつ権利 †
こういう行動をしていないか?誰かに誘われて「仕方なく」一緒に行ってしまう、誰かに頼まれると「仕方なく」仕事を引き受けてしまう、誰かの頼みを断ると、「相手が気を悪くしていないか」と気になる
相手が望むことを「やってあげている」という不満がたまっても、相手はどうしてあなたが不満に思っているのかわからない。
そのことをするかどうかを決める権利は、自分にある
自分で決めたことに対しては、できる限り責任を取れば良い。他人の責任にしてはいけない
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誰でも過ちを犯し、それに責任をもつ権利 †
こういう考えをしていないか?「失敗をしてはならない」、「失敗するような人間はダメだ」
「失敗をしてはならない」と考えていると、自分が失敗をしたときに、自分はダメだと思い込んでしまう。
「失敗はしても良い。そのことに責任をもてば良い」という権利がある
「責任を取らなくてはならない」ではなく「責任を取ることを選択できる」ということ。この人権があるからこそ、私たちは成功するまで試行錯誤ができる。
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自己主張しない権利 †
主張し続けることによって、身の危険を被る可能性もある。「自己主張しても良い」ということは、「自己主張しなければならない」ということではない。自分のためにはならないことであれば、自己主張しないという選択もある。大切なことは、自己主張しなかったことも、自分の責任で「しない」と決めたことであり、相手を恨まず、その結果を自分で引き受ければ良い。
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問題をアサーティブに解決するスキル(DESC法) †
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描写する(D:describe) †
自分が対応しようとする状況や相手の行動を描写する。客観的、具体的、特定の事柄、言動であって、相手の動機、意図、態度などではない。
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表現する、説明する、共感する(E:express,explain,empathize) †
状況や相手の行動に対する自分の主観的気持ちを表現したり、説明したり、相手の気持ちに共感しよう。特定の事柄、言動に対する自分の感情や気持ちを建設的に、明確に、あまり感情的にならずに述べることが肝心。
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特定の提案をする(S:specify) †
相手に望む行動、妥協案、解決案などの提案をする。具体的、現実的で、小さな行動の変容についての提案を明確にすることが重要。
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選択する(C:choose) †
肯定的、否定的結果を考えたり、想像し、それに対してどういう行動をするか、選択肢を示す。その選択肢は具体的、かつ実行可能なもので、相手を脅かすものではないように注意する。
2021/03/24 16:05:57
どうもフェミニズムが関わってる概念の様子。あんまり本屋などで確認してもメジャーではない。 2023/12/03 19:17:58
Awarefyの振り返りセミナーで見つけたこちらの資料がよくまとまっている public.icon