ペータ・ポンセ
イネス・サンティリャーナの乳母。フェルミンによって農場から連れてこられた。かつてエンカルナシオン修道院に預けられていたイネス・サンティリャーナの腹痛を治したことがあり、彼女からは命の恩人と言われているが、ヘロニモ・デ・アスコイティアには魔女と見做された。
黄色い牝犬になってイネス・サンティリャーナの懐妊を促した。
ヘロニモ・デ・アスコイティアと入れ替わったウンベルト・ペニャローサを受け入れ、イネス・サンティリャーナにボーイを懐胎させた。
ムディートにとっての恐怖の対象。ほかの老婆と見分けがつかないらしい。イネス・サンティリャーナと入れ替わりウンベルト・ペニャローサと交わったことで欲望を取り戻し、彼に性交を迫っている。
不要になった自身の肉体をクリソフォロ・アスーラに売り、その器官はのちにイネス・サンティリャーナに移植される。
エンカルナシオン修道院の老婆たちの噂によると、最初に修道院に入った年寄りで、ムディートの主人だった。ある日、修道院を徘徊中に失踪したという。
登場人物