相通化技術
相通化(channelization)とは、情報も含めてあらゆるものの移動に伴うオーバーヘッドを最小化することである
これは「輪郭法の閃き」で得た流動的・連続的・有機的な世界観を技術的に実装してしまおうという壮大な技術構想であった もともとは「疎通化」と呼んでいたが、あまり語感というか字面が良くなかった
劇的な相通化を促進する技術革新の可能性が相通主義を支えており、私は情報と交通の両面でそのアイデアを持っていた 言うまでもなく輪郭法によるデータモデルを中核とした知識機械 ハード・ソフト両面で、人間が知識を透過的に管理・表現・交換できるようにすること
これは知機以上に説明も実装も難しいが、簡単に言うと「軽量モノレール」
敷設・拡張が容易な軌道を張り巡らし、基本的には軽自動車程度の車両をAIで制御しながら自由自在に走らせるという新交通システムモデル
自動車の自動運転よりも原理的に安全で、自動車専用道路や駐車場の大幅削減による国土の有効利用を目指せる
「空飛ぶ自動車」を疑似的に実現しようというものでもある
どこまで速度が出せるか、信号待ち、新幹線や飛行機などの諸待ち時間などをどこまで削減できるかにもよるが、長距離移動も十分可能だろうと考えている
例えば、東京の自宅の前で呼び出して、寝ている間に大阪に着いたら最高
この構想の実現には、いくつかの理由で知機が必要となる
まず資金調達
実験にも普及活動にも目のくらむような金がいる
小さく始めて大きく育てられる事業といえば、ITくらいしかない 計画の精緻化
言語化にせよ技術的・社会的課題の把握・解消にせよ、知能増幅技術としての知機を必要とするだろう そして情報共有
自動運転や空飛ぶ車のような分かりやすい技術ではなく、壮大な社会実験でもあるので、まず世論が壁になる
SNSで伝わるようなものでもないので、KNSのように複雑な情報を共有しやすいメディアが必要になる 逆に言えば、知機があれば十分実現可能性がある
というわけで、長年知機関連の実装に時間をかけてきたが、実のところ希哲館事業が有する二大技術構想の半分が知機であり、その一部分がデルンであり、それを普及させるためのサービスがデライトであるということになる