生成AIに関連する感情
反AIのページで生成AIに関連する感情の話を書いていたら長くなったので切り出しましたnyarla.icon 生成AIに関連する感情を書いていくといいかも
nyarla.icon
生成AIへの規制論に対して
生成AIは突如として虚無から生えてきた訳ではなく、それ以前から関連技術があるんだよ、という感情がある
nyarla.icon の意見として、検索エンジンは昔からある「生成AI」だと思っている
例えば検索エンジンは下記のような仕組み(流れ)で動いている
Webからテキストや画像をクローリングする
→ ここは程度の差はあれど生成AIも同じことをやっている
それを機械学習によって数理モデル化しておく
→ 正に生成AIと同じ大規模機械学習モデルを作っている
ユーザーから検索ワードを入れてもらう
→ ここは生成AIで言うところのプロンプトとして機能する
その結果としてリンク集を出す
→ つまり検索エンジンとはリンク集を出す「生成AI」なのでは?という視点
→ このため検索エンジンは昔からある「生成AI」の一種だとnyarla.iconは判断しています
nyarla.iconは自然人の権利保護の一環として生成AIに対し一定の制約を課す必要があるという認識をしている
ただ同時に生成AIに問題があるからと言って生成AI関連技術そのものを規制する事へは反対の立場
例えば音声合成AIはディープフェイクなどの悪意ある用途が問題視されている
しかし音声合成自体はアクセシビリティ上必須な人たちがいて、これまで規制することへnyarla.iconは賛同できない
音声読み上げは視覚障害を持つ人にとって「何が書いてあるか」を知るための数少ない手段の一つ
これを「生成AIは問題だ!」と言って取り上げるのは非道だとnyarla.iconは考えている
またキャラクター付き歌唱音声合成ソフトウェアを禁止する側面も当然でてきてしまう
既に受け入れられている既存技術を「反生成AI」の文脈から規制対象にしても良いのだろうか?
という辺りがnyarla.iconの意見
感情的な反発をnyarla.iconは否定しないが、しかし規制論を語るなら「何が巻き添えになるか」は必要な視点だと考えている
少なくとも「何を規制して何を規制してはならないか」を見たほうがいいとnyarla.iconは考えている
これは↑に上げた音声合成や検索エンジンにも絡む話
生成AIは昨今爆発的に高性能になったけど、それ以前から「生成AI的な技術」は存在している
そのため乱暴な規制論はこの辺りまで規制しかねないリスクがあるnyarla.icon
nyarla.iconが持つ生成AIに対する感情
昨今のソフトウェアエンジニアリングに関連した Vibe Coding に対して反発心がある
これは生成AIを使うカネのないものをソフトウェアエンジニアリングから閉め出す効果があるのでは?という観点から
ここで言う「カネ」とは主に経済力の話で、現在(2025-06-06)の生成AIは与信や資金が無いと利用できない
ローカルllmにしてもNPUが発展しない限り高価なGPUが必須となる
ソフトウェアエンジニアリングに生成AIが必須となるなら、現状のままでは「持たざる者」が参入できなくなる
今までプログラミングはパソコンがあれば万人に開かれていた
現在の流れは「生成AIを扱えないものはソフトウェアエンジニアとして評価されない」という側面が出てきている
そもそもソフトウェアエンジニアとして就職するためにはエンジニアとしての技術力が必要となる
ここは当然の前提
ソフトウェアエンジニアへの評価に「生成AIを扱えるか」という軸が入ると「経済力」の話も含まれてしまう
「経済力」は事情持ちの新入りや中途参入者が必ずしも持っているとは限らない
結果「経済力のない者≒持たざる者」はソフトウェアエンジニアの世界から閉め出される
nyarla.iconはここを問題視している
inajob.icon
面白い技術がでてきたな!という感想
Mijinko_SD.icon
昔は色々ボロクソ言ったけど、今(2025/06/06)は「既存の著作権に配慮してくれればいいな」としか思っていないかな ディープフェイクみたいな別の問題もあるけれど、申し訳ないが個人的には関心の外(肯定も否定も現状していない無関心)なので、気になる人は自分で主張して欲しい 優れた技術にはより人徳のある使い方が求められると考えているけれど、現段階ではその人徳を形成する仕組みがまだ欠けていると思う 技術の発展は素晴らしいけれど、その恩恵を受けられない人や既存の人に対して配慮できる構造(仕組み)も必要だと思っている