夜露死苦現代詩
https://gyazo.com/e21803ad6d3965900d315916782ec008
筑摩書房 夜露死苦現代詩 / 都築 響一 著
夜露死苦現代詩(よろしくげんだいし)
都築響一 著
シリーズ:ちくま文庫
刊行日:2010/04/07
詩は、ストリートに生きている!
寝たきり老人の独語、死刑囚の俳句、エロサイトのコピー……誰も文学と思わないのに、一番僕たちをドキドキさせる言葉をめぐる旅。増補版。
内容
詩は死んでなんかいない。ストリートという生きた時間が流れる場所で、詩人とは一生呼ばれない人たちが、現代詩だなんてまわりも本人も思ってもいないまま、言葉の直球勝負を挑んでくる…寝たきり老人の独語、死刑囚の俳句、エロサイトのコピー、暴走族の特攻服、エミネムから相田みつをまで。文庫化にあたり谷川俊太郎との対談、作詞家・吉岡治のインタビューを含む長いあとがきを増補。
目次
第1章 痴呆系 あるいは胡桃の城の山頭火
種田山頭火
第2章 点取占い あるいはショウユ味のシュールレアリスム
第3章 木花開耶姫の末裔たち あるいは湯に煙るお色気五七五
第4章 池袋母子餓死日記 あるいは遺書という暗楽詩
第5章 死刑囚の俳句 あるいは塀の中の芭蕉たち
第6章 玉置宏の話芸 あるいは分速360字のトーキング・ポエトリー
第7章 32種類の『夢は夜ひらく』 あるいは無限連鎖のモノローグ
第8章 仏恥義理で愛羅武勇 あるいは暴走する刺繍の詩集
第9章 最大の印税が最高の賞賛である あるいはヒップホップする現代詩
第10章 あらかじめ答えられたクイズ あるいは反省と感謝のループ
第11章 少年よ、いざつむえ あるいは輝ける言葉のサラダ
第12章 肉筆のアクション・ライティング あるいはインターネットのエロ事師たち
第13章 アイ・シング・ザ・ボディ・エレクトリック あるいは箱の中の見えない詩人たち
第14章 人生に必要なことは、みんな湯吞みから教わった あるいは詠み人知らずの説教詩
第15章 ヒトが生んでヒトが驚く あるいは見世物小屋の口上詩
第16章 肉体言語としてのラップ・ミュージック あるいは渋谷の街の即興詩人
第17章 相田みつを美術館訪問記 あとがきにかえて
付録対談 愛羅武現代詩 谷川俊太郎×都築響一
文庫版あとがきにかえて:演歌というポエトリー・リーディング
hatori.icon
個人的に一番印象に残ったのは第5章の死刑囚の俳句です
第1,10,11章は創造と狂気に関連がありそうです
cFQ2f7LRuLYP.icon
面白そう
無名のコピーライターの活躍が見れそう
チョコが一番ですわみたいな