倫理が滅びると規制が降ってくる
世間一般の話として、倫理的な振る舞いが失なわれると秩序を守る側から規制という形で制約が課される事がある
と言う話をnyarla.iconなりに例えたフレーズ
一般的なフレーズに直すと 倫理が失なわれると規制がやってくるかな?nyarla.icon
nyarla.iconの言い回しは独特な時が良くある
例えば:
個人情報を事業者が好き勝手に扱い続けた結果、欧州ではGDPRという形で規制されることとなった
SNS事業者が乱暴なモデレーションを行い続けた結果、情報プラットフォーム対処法で規制されることとなった
ここで言う乱暴なモデレーションとは一方的な凍結や報酬の剥奪、削除依頼の放置など
情報プラットフォーム対処法では、YouTube や Twitter(現X)などが規制対象となっている
最近ではニコニコ動画や爆サイなども対象となった
SNS中傷対応で爆サイ.comやAbemaブログ、ニコニコなど指定 情プラ法 - Impress Watch
ニセ医療のWELQ問題ではこれが問題視された結果、Google がWELQのようなWebサイトを排除するようになった
この結果としてGoogleは権威主義的な傾向を持つ副作用もあったように思うnyarla.icon
アフィリエイトで薬事法や景表法のギリギリを攻めるような表現が跋扈した結果、規制が厳しくなった
ステマが流行り悪影響が出続けた結果、アフィリエイトへの参加を明示しないと景表法に引っ掛かるようになった
この辺りはアフィリエイトサイトで結構話題になっていた記憶がありますnyarla.icon
開発コミュニティでのハラスメントが放置された結果、Code of Conduct(行動規範)が制定されることとなった
これはどちらかと言うと自主規制に近い文脈だけど、今回の話と近しいことだとnyarla.iconは考えている
とは言え実際に GitHubなどでCoCが制定される文化が出来たのは、もうちょっと複雑な経緯がある
そして/motoso/規制は弱まらないmtane0412.icon
どうすれば防げるのか
各位が良識と良心を維持した行動を取るしかないのではないか?nyarla.iconkana.icon
この文脈において常識を持ち出すのはあまり筋が良くないと思っている
これは常識があくまで特定の社会・世界において通用する通念であるため
あなた達の常識は私たちの常識ではない
この「常識」の押し付け合いは文化の衝突にも繋がる話だと思うnyarla.icon
しかし良識と良心の維持は大変難しい
SNSの盛者必衰の様子を見る限り、人が集まり過ぎるほど倫理は滅びていく
例:Xのインプレゾンビ、アジテーター、その他負の諸々
また良識と良心のある事業者であっても、寡占が続き倫理が滅びる場合がある
いわゆるメタクソ化
この文脈においては日本の不正競争防止法やアメリカの反トラスト法などが降ってくる規制となる
井戸端での類似する話題
井戸端の何を書いても大丈夫はもう古いのでは?
nyarla.icon
このフレーズが指す事象そのものは、世間一般の話だと考えています
tokoroten.icon
この句に続くのは、「規制を理解できるインテリが栄え、理解できない弱者は困窮する」なのかなーと思った、そりゃMAGAになるわなー
Mijinko_SD.icon
規制が不要な非小規模コミュニティは初めから存在しないと思ってる
「常識」や「価値観」は人それぞれだから
多様性
わかりやすいのは国が違う場合だが、そうではなくても地域や育ち方や性別等によっても変わってくる
人格の構成要素は本当に多いので、上記はほんの(ほんの)一例に過ぎない
他人全員が同じ常識を持っているという考えはただの思い込み
憚られるべき内容も、大きくではないがコミュニティよって異なる
なので、間違いを減らしたい、もしくはあまり許容できないのであれば、規制(ルール)を作って言語化すべき
言語化されたものは共通認識になるから
今どきの大規模SNSの利用規約で禁止事項が存在しないものが無いように
2B2Tのように踏み入った者全てが自己責任な無法地帯にするなら、規制を設けないことも可能
多分対戦型SNSどころの騒ぎじゃ無くなる
ちょっとだけやってみたいMijinko_SD.icon
逆にこれ以外で無規制が成り立つパターンを思いつかない
ふと思ったが、井戸端の規制の無さ(利用規約除く)は初見に無法地帯であると思わせる可能性があるのでは?
ROMっていれば実際にはそうでもないことがなんとなく読み取れなくもないが
例えばだがこういった要素から無法地帯であると解釈できる説
常にレスバ(実際は議論)している
たまにガチのレスバしてるけど
何を言っても規約違反で無ければ消されない
そうではなくても、規制が無いことから参加者全員は何があっても自己責任であることを承知していると解釈できる
実際には井戸端における暗黙のルールみたいなものを水面下で共有しているだけ
規制が不要になるパターンは
コミュニティが少人数で、なおかつ人の入れ替わりが少なく、互いの常識を共有できている場合
井戸端はこれに該当しない
sta.icon
階層組織だと構造上自治の限界が来て、規制含む管理の仕組みに頼らざるを得ないのかなと思っている
この運命はティール組織で抗えないか?
もっと抽象化するとネットワーク型組織
なめ敵や⿻本でもネットワークは推してたはず
「うまくいく小集団」を維持しつつ規模を拡大していける仕組み