規制は弱まらない
なんらかの規制が強まった際に、それを見直して撤廃することはない むしろ強くなる
規制は放っておくと強くなっていく
規制をするのはなにか事件が起きた時の再発防止だが、そういうことは確率的に起こる
さらに、人が集まれば確率が低くても問題は起きる
強くなることはあっても弱くなることはない
例
京都大学では研究不正がいくつか発覚した結果、予算が全然通らないらしい
@tomatoha831: 研究に限らず日本全体に届いて欲しいんですが、少数の異常な人間に合わせて規則を次から次に付け足すの止めて下さい。単体ではギリギリ我慢できそうな謎の決まりが積もっていった結果が儀式のような無益な手続き多すぎで柔軟・即時に身動きできない今の社会です。 pic.twitter.com/wgy2HFPBUQ ルールに従うのは簡単である
ルールを作るのは比較的容易であり、創造性があまりないタスクなのでやれる人が多い
やれる人が多い仕事はやられる。特に会社では
逆に少人数の会社はむしろ利益ならないルールを作りたがらないので、コンプライアンスが問題になる
余計なルールはルールを作れるだけのリソース余剰がなければうまれない
規制は見直されない
ルールを少なくするときには「過去に起こったことが起きない保証はあるのか」という議論にならざるを得ない
起きない保証は困難
昔と状況は変わったということを理由を説明できるぐらい
あとは「だからこう思う」という思想の話になる
ものすごく強い利益がない限り、面倒なのでする人はあまりいない
規制の方針を変えることは、自らの決定を曲げることなので負けを認めることだと考える人がいて、負けを認めたがらない
負けはとっとと認めたほうが組織の傷は浅いのだが、組織内でのその人の地位=待遇は認めない方が浅い
短期間では白黒はっきりできない行動なのでこういう行動ができてしまう
「倒産しそう」とかだと生き死にをかけてやるかも
規制を見直すのはコストがかかるのに、担保したい人があまりいない
小さな会社がそのようなコストを負担することはできない
反対意見
ルールを少なくしたら、スタートアップのリスクを社会全体がとっていくことになる。たかがスタートアップのためにリスクを許容するのがいいことなのだろうか?
天下多忌諱、而民彌貧
https://youtu.be/o43D6NBeH-M
例
広いのに過疎ってる公園。買い物袋持って入っただけで警備員が飛んできて「飲食ダメです」と言われる
via 鍵垢
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