『「好き」を言語化する技術』
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「好き」を言語化する技術 | ディスカヴァー・トゥエンティワン - Discover 21
好きな本・映画・舞台・ドラマ・アイドルを語りたい人の必読書
16万部突破『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』でバズり中の著者が教える文章術!
あなたの「推し」はなんですか?
お気に入りのアニメ、本、漫画、映画。
応援しているアイドル、声優、バンド、YouTuber。
大好きな舞台、コンサート、ライブ。あるいは、スポーツや釣りなどの趣味も、推しに入るかもしれません。
本書は、アイドルと宝塚をこよなく愛する著者が、書評家として長年培ってきた文章技術を「推し語り」に役立つようにまとめた1冊です。
SNS発信・ブログ・ファンレター・友人とのおしゃべり・音声配信などの発信方法ごとに、自分だけの言葉で感想を伝える技術を教えます。
推し語りには、語彙力や文章力が必要だと思われがちですが、それは間違いです。
必要なのは、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」だけ。
そのコツさえ知れば、あなただけの言葉で好きな作品の素晴らしさを語れるようになります。
ここでは特別に、少しだけそのコツをお教えします!
コツ① 自分の感情を一番大切にする
コツ② 妄想をこねくり回して、感想を生みだす
コツ③ よかったところを細分化するだけで、あなただけの言葉になる
これって一体、どういうことなんでしょう…?
本書を読めば、特別な才能や技術がなくても、あなたの感動を自分の言葉で語れるようになります。
≪こんな方におすすめ≫
・映画を観たあと、他人の感想をSNSでリサーチしまくってしまうが、本当は自分の言葉で感想を発信したい
・好きな作品について、うまいこと言いたい
・好きな作品や推しについて語ろうとすると「おもしろかった」「すごい」「やばい」「よかった」という凡庸な表現しかでてこない
・ファンレターやブログを書きたいけど、ネタが思いつかない
・なぜ、その作品や人に魅かれるのか言語化したい
目次
はじめに
第1章 推しを語ることは、人生を語ること
第2章 推しを語る前の準備
第3章 推しの素晴らしさをしゃべる
第4章 推しの素晴らしさをSNSで発信する
第5章 推しの素晴らしさを文章に書く
第6章 推しの素晴らしさを書いた例文を読む
おまけ 推しの素晴らしさを語るためのQ&A
あとがき
三宅香帆
感想を言語化するのが面倒だからSNSで他人の感想漁って自分と感性が近い意見を探す
そのとき思ったことは霧や煙のような不定形の掴みどころのないもの・すぐに消え去ってしまうもので、それを固定化=言語化するためには努力を要する。その手間を省きたい(面倒)ゆえに外部の力を借りる
まさに上記の掴みどころのない「もやもや」を抱えておく力としてネガティブ・ケイパビリティにも少し言及があったmeganii.icon
「感動した」「面白かった」「ヤバい」「エモい」、それ自体の言葉は使わずに感動した、面白かった、ヤバかった、エモかったことを伝えたい
昔から「感情が大きく動くこと」を「あはれなり」と一言でまとめてしまう文化があったんだから、いま同じような使い方をする「やばい」を語彙力がないと批判するのは意味わかんないよね、しょうがないよと言ってくれるのはありがたいmeganii.icon
そこから少しでも、自分の言葉(=自分の感情や思考)をつくっていこうというのが本書のスタンス
でも、一番鮮明に残る「好き」は言葉です。
「好き」は儚いからこそ、鮮度の高いうちに言葉で保存しておいたほうがいいんです。そして、言葉という真空パックに閉じ込めておく。
いつかやってくる「好き」じゃなくなる瞬間を見据えて、自分の「好き」を言葉で保存しておく。すると、「好き」の言語化が溜まってゆく。それは気づけば、丸ごと自分の価値観や人生になっているはずです。
誰かにけなされても、自分が変わっても、推しが変わってしまっても。自分の「好き」 についての揺るぎない言語化があれば、自分の「好き」を信頼できるはずです。p61
心動かされたとき、鮮度の高いうちに言葉という真空パックに閉じ込めておく。詩は感情の保存装置なんじゃないかと思ったり、心の情報カードとしての短歌(心情カード)を思い起こしたりしながら読んでいたmeganii.icon