延々はatomicの対義語
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これatomicの概念をすごくよく(裏側から)表現できているのでは
そういう話を延々書いたのが元の文章です。
この発言を見て、自分は「著者本人が読まなくてもいいという趣旨のことを言った」と解釈したわけだが、それはなぜか?
これを考察した結果「延々↔アトミック」だと考えている自分に気づいた
思考の流れ
あるXをアトミックにしたい時、
それより短いYがあって
「XはYを延々書いたもの」であるなら、
Xを読む必要はない
$ \becauseほしい情報はアトミック化されたXであってXそのものではないからtakker.icon
勝手に補足させていただきました。解釈に誤りがあれば修正します
共通点:(要約=アトミック化と解釈した場合)Xではなくアトミック化されたXを知りたい
相違点:アトミック化されたXを知りたい理由
一方で、ここの論理展開を自明とするのに違和感があるtakker.icon
議論するのがかなり難しい話題だけれども、「作品へのリスペクト」が関わってくる ツリーが深いのでここから切り離して下に書きますnishio.icon
ある作品Xをアトミックにしたatomic(X)を使用する場合、元の作品Xを一切知らなくてもいいのか
MAD動画をはじめとした二次創作界隈だと、元の作品へのリスペクトが感じられるかが線引きになる
あれ、てことは作品Xを(読む|見る|知る)ことは必須ではないのか
必ずリスペクトしなければならないのか?
論文の引用を書く際に、いちいち「この論文のこの部分がヒントになりました!ありがとうございます!」なんて書かない
そもそも論文の全文を読むわけでもない
要旨や結論だけをざっと読む
でないと文献調査に無限に時間がかかってしまう
伝わらなかったのは思考の過程が共有されていなかった点に加えて、作品へのリスペクトが感じられなかったという要素も関わってくるのではないでしょうか(あくまで推測です)
リスペクトが明示されていなかったということではなく
リスペクトしていないと解釈できる文が明示されていたということ
いやそうでもないのかな
作品Xを知らないで、作品Xの要素を使った二次創作を作る(かつ非難されない)ケースもある?
東方projectを知らない人が、その作品の登場人物を使った二次創作を作ったケースが念頭に浮かんだ
でもその作品の場合は「東方projectのゲーム自体はしていないけど、wikiなどから世界設定をよく読み込んだ」と作者が語っていたので、「作品Xを知らないでatomic(X)を使う」ケースには当てはまらないか
これを言語化せずに考えて、結論の「なら読まなくていいか」だけ書いたので伝わらなかったという現象なのだろう
娯楽のために視聴する「作品」と、情報伝達のための文章をごっちゃにするのは良くないと思うnishio.icon
なぜなら長い文章はより多くの認知的コストを支払う必要があるから
これはプログラマ的思想なのか??
(ワンライナー的な理解の妨げになるものは除く)
「技術力の低いエンジニアはだらだら書き出すことは出来ても削ることができない」
作品と機能的文章を対比する切り口は有益なものだと感じたnishio.icon
Xを機能的文章だと考えている人にとって「Xと同じ内容でより短いY」が存在するならXに価値はない
この「機能的文章なら」という前提が抜けていたのが下記の違和感につながったのだと思う
ここの論理展開を自明とするのに違和感があるtakker.icon
確かに、「機能的文章なら」という前提があれば違和感はなかったと思いますtakker.icon
Xを作品だと考えている人にとって、Xにはオリジナルとしての価値がある
(作品であるなら価値があるってのも乱暴な主張な気がするが、この立場に僕は共感してないので自力で改善するのが難しい)
「作品であるなら価値がある」は非自明なのですが……うーん説明するのが難しいですtakker.icon
理解が全然及んでいないというか
一年後の自分に期待しよう
(こうやって言語化を保留するのはUnnamed Campの主旨に反うと思いますが、すみません今の自分では議論の前提知識が足りそうにないです)
とりあえず「リスペクト」は定義不明瞭ワードだと思うので赤リンクにしておいたnishio.icon