PAL
https://www.youtube.com/watch?v=lKS-mrcVbJI
ひろつぐによるアニメーション作品。実写の犬が分解され抽象的な3Dアニメーションになり、空中で再構成され犬が現れる。空中を3次元的に飛びながら、平面的な動きをするのが面白い。多分ロトスコープのせいだと思う。新千歳空港国際アニメーション映画祭2018 PR Clipを参考に作られており、こちらの映像は橋本麦によるものでメイキングが公開されている。このプロセスをなぞれないかと模索した結果できた映像らしい。https://x.com/donbeumai/status/1828405349847818651
アイデアの再表現
いわいとしお×東京都写真美術館 光と動きの100かいだてのいえ ―19世紀の映像装置とメディアアートをつなぐの東京都写真美術館での展示にもあったが、創作に関しては、車輪の再発明が新しい表現を生むことがある。真似たり、再現したりする過程で、先行作品が拾えなかった表現や、つくり手が本当に見せたかったものを見つけることができる。思えば琳派の風神雷神図屏風なんかも模写だ。