富の格差は非線形の逓減を辿るか
富の格差は、思ったほど広がってないのではないか?とも思う。「金額ベースの財産の格差」に「金額ベースの財産で実現できる生活レベルの格差」を加味すると、「金持ってる人も、持ってない人も、そこまで変わらないもの食べて、着て、似たようなスマホ持ってる」ようにも見える。
「ローマ皇帝と奴隷の食事の差」よりも、「ジョブズと貧困層の食事の差」のほうが小さい…ように見えるんだけど、どうなんだろう。金額ベースでの格差は拡大してる一方で、生活レベルベースでの格差は縮小してるようにも見えるけど…教えて詳しい人。
で、この仮説の面白い点は、真の場合2つのまったく逆の結論をだせる点。
A「実態格差はそこまで広まってないので、財産の格差放置してもええやん」
B「財産を集約するコスパが悪化なら、富裕層のお金を分配したほうがコスパよくなるし、富裕層のダメージ見た目ほどデカくないやん」
どちらも成り立つ
伝わってない人がいるので捕捉しておくと、格差は「有る」し「拡大」してるよ。ここでいってるのは、数値ベースの富の格差をプロットした時、体験ベースの富の格差は非線形の逓減する形なってる可能性あるのかな??ということ。こんなようなイメージで。 https://gyazo.com/96825e9dfdd5bdd8febd2865e6d175fb
うーんグラフが適当だから、もうちょい言語化できないかな。RPGでいうと、すごい経験値差あってもレベルで見ると100と101だったりする感じ?その上レベル1と10では強さが絶対的に違うけど、レベル100と110では強さが大して変わらんね… 的な。
こういう環境下では、レベル100のひとをレベル99に下げて、1レベル帯の人に経験値配って、みんなをレベル20に底上げするのは意味があると思う。一方で100の人のレベル下げて、LV50帯や90帯の人々に配っても、あんまり目に見えた成果は出にくいのかなぁ。
これは「再分配しなくて良い」という話じゃなくて……「そんな派手な大徴収しないでも、うまく再分配すれば体感レベルの底上げ是正は一気にできるのでは?」ととらえられんかな?という。伝わりにくいけど
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①絶対的格差はテクノロジーによって縮小
②相対的格差は富や物質の絶対量と別に存在する
③相対的格差が複雑に拡大
④故に社会権を担保するように格差是正が必要
精神の余裕?
時間の余裕?
これも揺れ返しな気がする