人新世の「資本論」
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人新世の「資本論」 (集英社新書) | 斎藤幸平 | Kindle本 | Kindleストア | Amazon
何を書いてるか
マルクス主義の再解釈をする本
マルクスの資本論を読む
気候変動由来のトピックに、SDGsとかサスティナビリティとかの概念あるけど、まあ当然大事なのは大事
批判する先はこのSDGsの運動ではなく、この社会活動に便乗して本質を追わないものたち
惨事便乗型資本主義
イデオロギーを記号として消費することの是正
本質的に気候変動に対処するためには、脱経済成長でしかない
だからこそ、市民が主体となって手を動かすことが大切
中身
今はやってるSDGsすらも、結局資本主義経済の枠組みの中で行われていることだよね、という
資本主義は常に「外部」(環境もその1つ)を生み出し、負荷を外部に転嫁してきた
資本主義というシステム自体が、「希少性を生み出す」構造
この気候変動に対するイデオロギーとして、「左派加速主義」とかもあるけど、あれは不毛すぎる
そもそも政治主義で過去にうまく行ったことありましたっけ?という話
まあけど、成長することが善な資本主義が常識化した今だと結構捨てるのむずいよね
そこで、「コモン」という概念を提唱する
「社会的に人々に共有され、管理されるべき富」を指す
社会主義(ソ連)的なものではない
コミュニズムをやっていくことが大切!
コモンの共同管理の事例として、
ワーカーズコレクティブやフェアレス・シティ(バルセロナ)などがある