体
$ \Bbb Qを一般化したような構造
定義
次の条件を満たす三つ組$ (F, +:F\times F\to F, \cdot: F\times F\to F)を体と呼ぶ 1. ($ +,\cdotは$ Fに閉じている)
4. $ (F\setminus\{0_F\},\cdot)が可換群をなす $ 0_F:$ (F,+)の両側単位元で、零元もしくは加法単位元と呼ぶ 5. 分配法則の成立:$ \forall a,b,c\in F;a\cdot(b+c)=a\cdot b+a\cdot c 6. $ 0_F\neq 1_F
$ 1_F:$ (F,\cdot)の単位元で、乗法単位元と呼ぶ これを満たさない可換群も考え得るが、都合が悪いので通常は仮定するらしい