GFE-2023F
table:basic information
Title 土木基礎工学
Title (en) Geotechnical Foundation Engineering30
Schedule 2023年度前期 水曜3限
Course credits 2
Course code 9976503
K305
Descriptions
基礎構造物と基礎構造物を支える地盤の関係に基づいて地盤工学的観点から講義形式で授業を行う。
講義期間中の2回の授業の中で、各自で到達目標の達成度を確認する。
Objectives
土質力学として研究してきた成果が基礎構造物の設計、施工にどのように反映されているかを適切に説明できるようになることを目的とする。
また、軟弱地盤対策についてもその概要を説明できることを目的とする。
Outcomes
上記1~2の内容に関する試験において、教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって、到達目標の達成と判断する。
※土木工学科が定める学習 教育目標との関連上記[到達目標] は、下記の主として関連する学習 教育目標に基づいている。
主として関連する学習 教育目標:目標(B) 土木工学のすべての主要専門分野(構造 材料、地盤、水理、環境 情報、計画)の基礎知識を習得するとともに、応用できるようになる。
Course notes prerequisites
もし、「土質力学Ⅱ」を履修していない場合には、独習することが強く望まれる。
Preparation and review
準備学習:
各回、1時間30分程度の時間を使って、授業計画および事前にLETUSにアップされた資料に目を通し、講義に関連すると思われる土質力学ですでに学習した内容について復習し、講義資料に出てくる用語の確認、重要と思われるキーワード調べをすませておくこと。
復習:
1時間半程度の時間を使って、各回の講義内容を十分に復習し、習得した知識を元に「今後どのような学習をすべきか」論じられるようにしておくこと。
Evaluation
成績評価は中間(40%) と期末(60%) の到達度評価により行う。
ただし、8回以上欠席した場合には単位取得を認めない。
[フィードバックの方法]各回の到達度評価試験の次の回に解説を行う。
古典的でわかりやすい参考書
Plan
教科書に書いていないことがメイン
よく講義を聞くこと
1 土木基礎工学が解決すべき課題
地盤工学と建設工事の関連が説明できる。
土木基礎工学に関連する具体的課題を説明できる。
2 地盤の破壊
地盤の破壊による基礎の支持力を説明できる。
3 地盤の性質と地盤の破壊
粘土地盤と砂地盤とで地盤の破壊の考え方がどのように異なるか説明できる。
4 基礎の沈下Ⅰ
基礎の即時沈下と圧密沈下を計算できる。
5 基礎の沈下Ⅱ
6 基礎の沈下Ⅲ
複数の支持力計算手法の違いを説明できる。
8 到達目標の達成度の確認
これまで学習した内容に関する問題を解くことができる。
9 到達目標の達成度の確認、斜面と盛土の安定
到達目標の達成度を確認し、自身の現状を把握する。
斜面と盛土の安定計算ができる。
浅い基礎の許容支持力の考え方を説明できる。
深い基礎の鉛直支持力を計算できる。
12 深い基礎Ⅱ
深い基礎の設計法の課題を説明できる。
13 深い基礎Ⅲ
杭の軸直角方向の抵抗力を計算できる。
14 到達目標の達成度の確認
これまで学習した内容に関する問題を解くことができる。
15 到達目標の達成度の確認
到達目標の達成度を確認し、自身の現状を把握する。
Experience
国内研究機関の研究員(地盤工学系)の勤務実績を活かし土木基礎工学について講義する。