自己奉仕バイアス

自己奉仕バイアスとは、成功はいち早く自分の手柄とし、失敗は外的な要因のせいにすることである。

人は自分の成功の原因を能力や努力などの内的要因に求め、失敗すると不運や偶然といった外的要因に求めようとする。

だが他人を判断するとなると、われわれはあまり寛容ではなくなる。

他人の意思決定を評価するときは、外的要因つまりその人の外側にある原因の影響を過小評価し、内的要因や個人的要因の影響を過大評価する傾向がある。