後知恵バイアス
予測した当時は不確実だった事柄を、起こってから必然的に起きたよう に感じたり、あたかも予測していたかのように解釈したり、振る舞ったりすることです。 結果として重大なことが起きた場合に、その当時の水準で適切な注意をしていたかどうかを考えるのではなく、遡って重大な不注意があった(reckeless)と考えてしまう傾向を言います。
しかし、はずれた場合、印象が弱いため、すぐ忘れてしまいます。
その結果、当たったときの記憶だけが残るようになります。
これが何度か起こると、自分の予測に対して、自信過剰になったり、十分な情報収集をしないで結論を出したりするようになります。
失敗が判明したとき、それを事前に察知していた人が必ずいる
自分が知っていることを他人も知っていると思ってしまう傾向のこと
後知恵バイアスは、科学的な思考を殺しかねない