フリーライダー
道路、公園などの公共財は、利用者を選別したり制限したりすることができない。
公共財のこうした特性を悪用し、負担なしにこれを利用する行為をフリーライド(ただ乗り)といい、フリーライドする人々をフリーライダーという。
公共財の供給にあたっては、フリーライドを可能な限り防止し、公正な負担と供給を実現することが求められる。
フリーライダとは仕組みの隙間を巧みに利用することで、仕組みの維持に必要なコストの負担を過剰に回避する戦略をとる人々
フリーライド行為自体は合法的である
フリーライダーが負担を回避したコストはその他の人々に廻される
フリーライダーが十分に増えれば仕組みは当然に破綻する
フリーライダーが増え、そのことが周知されるとその他の人々が維持コストの負担をする気力が失わる
その他の人々の負担が減れば仕組みの維持は困難になる
フリーライダーもその他の人々も仕組みが破綻すると等しく困る
薩摩守 - 『平家物語』で有名な平忠度が薩摩守であったことから、俗語で列車などのただ乗り(忠度=ただのり=ただ乗り)を薩摩守ということがある。 マンサー・オルソン