フォークソノミー
理解の範囲で意訳すると、
XMLでおなじみの、Parent(親)・Child(子)・Sibling(兄弟)といった構造を持たない情報アーキテクチャ
Taxonomy(分類学)は、あらかじめ個々の単語に決められた意味を定義するが、Folksonomyでは、あるコンテンツに関係する単語のみをグループ化する したがって、単語同士の関連性の高さは、コンテンツごとに異なるし、さらには時がたてばどんどん変わっていく
タグ付けするのは、コンテンツ制作者や、それを管理する人ではなく、実際にコンテンツを見たり、利用するユーザー タグ情報をコミュニティーで共有すると、フィルターという単語が「コーヒーのフィルターから、スパムフィルターまで」幅広い意味を持ってしまい、またAppleとmacといった類義語も判別できないが、逆に思わぬものを偶然に発見すること(serendipity)はある
基本的にはChaotic(無秩序)でOrganic(有機的)な構造だが、逆にユーザーは自分ならではの方法を発見しながら、自分の手によって情報を整理することができる