格言問題
「もしXになったらYします!」と決意したとする。
これを実際に行うのはとても難しい。
アクションとその結果の例
張っただけ
見ない
ルーチンタスクで読む(たとえば@1で音読する)
機械的作業になる
詰め込みすぎるとこうなる
「一日3時間音読するぜ!」も同じ
ただの作業になる
何もしない
確実に忘れる
Q:そもそも格言の適用とはどういうこと?
Ans:格言に従うべき場面(シチュ)においてそのとおりに行動できるようになること
シチュが起きた時に格言を思い出せるとは限らないのが、この問題の肝だろう
付け加えて言えば、思い出したとして行動するとは限らない
「まあ(今回はやらなくて)いいや」
sta.iconこの場合「本心ではその格言に賛同していない(したくない)」だけかもしれんが
反応するのをやめるべき場面で「反応するのをやめる」ことを思い出せるとは限らない
思い出せたとしても、従うとは限らない
思い出せて、従ったとしても、従い続けられるとは限らない
例2: 「上司配下の外に直接コミュニケーションしにいくのやめろ」と怒られて、そうしないことXを掲げたとしても
いざ上司配下の外に直接コミュニケーションしたくなったときに、Xを思い出せるとは限らない
優秀な奴は生存バイアスで「いやできるだろ」と思ってくるけど、それはそいつが優秀なだけ
かといって「思い出せるとは限りません」は通用しないので頑張るわけだ
たとえば「上司配下の外に直接コミュニケーションしにいくのやめる!」と100回そらんじるとか
たとえば毎日10回復唱するとか
たとえば毎日5回「できたかどうか」を振り返るとか etc
が、これをしたところでできるようになるとは限らないsta.icon*2
誰もがすんなり応用できるとは限らない
単に理解すること、覚えることと、応用できることは、違うことなのです
できる奴は難なくできるみたいだけど
それを優秀と呼びますsta.icon
以下は検証候補
格言問題に対処するには
誰かに頼る
たとえば格言を従うべきときに「おい!格言Aを忘れたか!」と叱ってくれるような人
行動を積み重ねる
意識するだけでは定着しない
一つずつ相手にする
習慣化と同じで、一つずつ確実に身につけていく
あるいはシングルタスクと同じ
が、既にルーチンタスクたくさん抱えていると、格言を軽視してしまう
「だるいから今日はいいや」