文芸的タスク管理
よって、この手法をとりあえずは「文芸的タスク管理」と呼んでおくことにしよう。
・一つのファイルに、やることに関する文脈と行うべきタスクを一緒に書き込む
・タスクなどの一覧はそのファイルからの抜粋で行う
第一印象sta.icon
定義すると、
タスクとそのコンテキストを一緒の場所に置いて管理する、というタスク管理のこと
メリデメ
メリット
場所Pにアクセスすると、Pに関するコンテキストとタスクだけが得られる
Pに集中できる
デメリット
複数の場所(一般的に「プロジェクト」と呼ばれる単位で管理されよう)を抱えている場合に俯瞰できない
デメリットのカバー
プログラムの力を借りて俯瞰処理を行う
以下はブレスト
1
Scrapboxを使うとどうなるか
o 「他のタスクとの関連」もコンテキストとして扱えるようになる
x 俯瞰が難しい
律儀にタグ付けて回る必要がある
あるいは「プロジェクトA」ページをつくって、この中に全部書く(つまり手作業メンテする)必要がある
ox 「コンテキスト」が良くも悪くも太る
早い話、何でも書けてしまうので「ただの情報源」「備忘録」といったものもコンテキストの一種として混ざってしまう
極論、ここみたいな何でも入りで(純粋なプロジェクト管理・タスク管理用途として)ノイジーな場所になってしまう。。。sta.icon
もちろん頭が化け物なら常に検索やら目grepやらで事実上俯瞰できるだろうが、少なくともsta.iconはそうじゃない つーかそんなことできるならタスク管理要らないだろう
あるいはtodoリストとしてプロジェクトリスト書いとくくらいで成立するだろう
残念ながら(?)これで仕事できてるバケモンもいる。。。
Ans: リンク構造で情報の紐付けをリッチにできるようにしたタスク管理手段
2
1は、本質的には手段の違いでしかないな
フォルダ + ファイル + grepなのか、ページ + リンク + 検索なのかの違い
どちらにしてもタスクとそのコンテキストを一緒に書いているって意味では同じ
強引に紐付ければ、文芸的タスク管理と言えなくもない
todarosは、いわば「@1(毎日行うというプロジェクト)」があって、その中にnのタスクがある
このようなセットが@1,@2,@3,sunday.md……などたくさんある
で、タスク達を俯瞰するために、todaros.py でリストアップしている
文芸的タスク管理の構成要素
プロジェクト
継続的な事柄
何らかのコンテキストを持っており、タスクを発生させる
一般的なタスク管理では「フォルダ」的な分類概念で表現される
コンテキスト
文脈
一般的なタスク管理では管理されない
タスク
行動単位
一般的なタスク管理では項目として表現される
タスク、todo、アクションなどと呼ばれる
✅ ← 終了状態があって、チェックつければ完了となり消える(アーカイブされる)
コンテキストをどこに書くか
プロジェクトのニュアンス
きつい締め切り、締め切りあるけど長期戦で裁量ある、締め切りない
やる、できたらやる、いつかやる etc