チーム至上主義に抗う
まずは用語整理
直接作業 …… 現在進行系でお金を生み出している仕事
間接作業 …… 直接作業でない仕事。バックオフィス、新規事業や改善など投資など
公式間接作業 …… 社内で正式に採用されている間接作業。人事や経理などは言わずもがな、正式採用された新規事業などもここ
チームとは
直接作業または公式間接作業を行うために結成された集団のこと
主な特徴は「n人以上である」「管理される」「ルールがある(しばしば多い)」
チーム至上主義とは
部長以上の役職者を除く、すべての社員は何らかのチームに属して働くべきだという考え方
これは暗に「社員は直接作業か公式間接作業だけやれ」と言っているようなもの
チーム至上主義の何が問題か
直接作業ができない人材が生きていけないこと
向いていない直接作業をやらせている
放置やサボりにするわけにはいかないからという義務感で、無理やり働かせる
フォローするコストが割に合わないのに
直接作業ばかりであり、備えや変化に対して弱いこと
斧を整えるべき(かもしれない)のに、ボロい斧で作業することしか頭にない
なぜ抗いたい?
Ans: ぼっちだから
ぼっちはチーム至上には適応しづらい
協調できない or したくない
普段からひとりで過ごしており、協調に要する体力や要領が鍛えられてないから
どう抗う?
第三の活動形態をつくるのはどうか?
直接作業
公式間接作業
非公式間接作業 ★ここ
非公式間接作業の意義とは
誰かに何らかの刺激やヒントを与える
誰かに対して何らかの役に立つ
公式間接作業はでかくて重たいので小回りは利かない
どういうイメージ?
たとえば、インターネットで個-個で繋がっている有様
個人が情報発信で、個人が情報を選ぶ
刺激やヒント、限定的な役に立つなどに金をかける価値はあるのか?
直感と直観では「ある」sta.icon*3
2: 直接作業無能を無理に働かせるより、非公式間接作業で働かせた方が有益だから
無能はフォローコストかかる上に質も悪くて二重に足引っ張る
無能がいなくなればそれがなくなる
それだけでもかなりマシだが、加えて非公式間接作業により無能が貢献できる可能性もある
非公式間接作業を認めると、直接作業する人がいなくなるのではないか?
これも「そんなことはない」sta.icon
たとえば大企業において「従業員n万人全員が見える場所で、恒常的にアウトプットせよ」とすれば、できる奴は相当限られる
直接作業サボるために非公式間接作業に行こうっと、とはならない
そもそも能動性を持つのはマイノリティであり、マジョリティは既存の仕事を誰かに指示されて行うことを好む
など、均衡は保たれる
tkgshn.iconさん風に言えば「バランスする」
「刺激やヒント、限定的な役に立つ」って具体的に何?
なんだろうね?
色々あるはず
社員たちの気分転換とコミュニケーション活性化のために「エンタメ全振り」もアリかもしれない
たとえば「実は敏腕YouTuberでした」という社員を抜擢して社内YouTuberにしてもいいかもしれない
何が求められているかは組織によって違うはず
情報収集は各自が好き勝手にしているが、これをもっと、
概念的には色々出してる