Re-Neoterization
既存の概念に対し、そのサブセットに別名をつけて良い感じに整えること
例
wkpmm.iconさんの言葉だが、「GTD」から「ゆるふわGTD」をつくる 主な目的
もととなる既存概念が持つイメージを払拭する
例: 自己啓発
胡散臭さや意識高い系(笑)みたいなネガティブなニュアンスがある
自己啓発という言葉を使う限り、これがつきまとう
というより、そのネガティブニュアンスをフィルターにしている人達が一生目にしてくれない
包含している要素が多すぎ・複雑すぎるので、コンパクトにする
ターゲットユーザーをより明確にする
more simple, more easyにするということ
例: 素晴らしい概念Aは、100の機能と30のコンセプトを持っている
これらを使えばおおよそ誰にも有益な使い方ができる
が、100+30はきつすぎる
そこで、用途Xについては5の機能と3のコンセプトでいけますよってのを再知的生産する(概念B)
概念Bは
100+30よりも情報量少なくて使いやすい(easy)
概念B用に最適化されている(simple)
惜しいので拡張する
自分がどうしても欲しいものがあるが、もととなる概念がサポートしていないので、自分で拡張する
Tritaskはこの路線
「テキストエディタで文章書くみたいに素早くやりたい」ので、テキストエディタで扱えるようにしていった
Q&A
Q: なんで知的生産?
Q: 自分一人用につくったものも再知的生産に含まれる?
第三者にも通じるならYes
通じないならNo
なぜなら、知的生産とは第三者に伝わるものをつくることだから
オリジナルを主張できるかどうか
たとえばTritaskは「俺がつくった!」と言っても「いやTaskChuteだよね」という感想が容易に返ってくるだろう
実際、sta.iconもそう思う
だから再知的生産である
もととなってるMBMP自体が知的生産物だしね
知的生産物と言えるだろう
(しかし意味的には他の概念とかぶりそうではある)
「自分のbaseとpaceを追求する具合」を使い分ける、ということでしかないから
自覚せずにやっている人もおろう
そういう意味では新規性がない
一つ一つはたやすく理解できるかもしれないが、だからといって新規性がないわけではない
俺が新規した結果が、理解しやすいものなのだ
知的生産物と言えるだろう
Q: 線引き、もうちょっと詳しく定義できませんか?
以下の2軸を使おう
「主たる」性の高さ
新規性の高さ
マトリクスでいうと
table:m
主たる性が低い 主たる性が高い
新規性が高い 1 凝った利活用 2 知的生産
新規性が低い 3 ただの利活用 4 再知的生産
1 従的だが、新規性が高い
「へぇ、そういう使い方があったんだ!」
使い方や捉え方の工夫の域を出ない
2 主的で、新規性が高い
知的生産
3 従的で、新規性が低い
それの利活用、という範疇を出ない
4 主的で、新規性が低い
再知的生産
ここで「そもそも新規性って何?」があると思うsta.icon
Q: 再知的生産とパクリの境界は?
曖昧だが、引用やその他創造活動を始めとする感性に従う
要は、自分がつくった部分が「主たる」であれば良い
-.icon
検討残骸
背景
悔しいのでこういう活動そのものに名前をつけてやる
既存の概念があって、
そのサブセットに別名をつけて良い感じに整える・見せる
主目的は
もととなる既存概念が持つイメージからの払拭
自己啓発の場合、胡散臭さや意識高い系(笑)みたいなネガティブなニュアンスがある
自己啓発という言葉を使う限り、これがつきまとう
というより、そのネガティブニュアンスをフィルターにしている人達が一生目にしてくれない
包含している要素が多すぎ・複雑すぎて収拾がつかないので、コンパクトにしたい
なんて名付ける?
焼きまし
wrapper, adapter
再構成、再発明
独立。子の独立。
あ、re-neoterizeは?
あえて名付けるなら「再知的生産」
リネオタライゼーション?
(知的生産=造語という前提の妥当性はさておき)悪くないんじゃない?
ビビッと来たので、これでいこう