新規性のない知的生産物
大半の
知的生産物
は、所詮はどこかの誰かがつくったもの、あるいは無自覚に頼っているものを再発見・再命名したにすぎない。もちろん、これはこれで価値があり、意義があることなのは間違いない。ただ、それでも――人生で一度くらいは、そうじゃない
Great Creation
を成してみたいものだ。
吉良野すた
『知的生産という営為の光と闇』 p191