クリプトとマルクス
階級闘争は歴史を通じて、支配階級と労働階級の間の闘争に焦点をあてている
クリプトにおいては中央集権の反発がある
コモンを取り戻す話
コミュニズム的な話でもある
Web3でよく言われる言葉はコミュニティ
共同体を大事にしていこうという思想、共同体を取り戻す動きになっている。 想像の共同体という言葉があるように、そのきっかけづくりをつくってくれている? コモンの再生の話:これは力と交換様式における新しい交換様式形態にも近いのかもしれないとは思う。 交換様式Aは負債論における基盤的コミュニズムと同義な感覚がある
DAO的なものがアソシエーションと似ているような気がする それを取り戻すことができる
労働力を売るのは自発的行為だが、労働は強制的なもの
DAOにおいては労働が強制的でなくなる可能性がある
アソシエーション:階級のない社会を想定しています。これは、個人が自分の能力に応じて貢献し、ニーズに応じて受け取る、という原則に基づいています
生産手段の共有: アソシエーションでは、生産手段(土地、工場、機械など)は共同で所有され、コミュニティ全体の利益のために使用されます。
労働の自由: マルクスは、アソシエーションにおいて、人々は強制や外部からの圧力ではなく、自らの意志と共同の目的のために労働すると考えました。これにより、労働はより創造的で満足のいくものになるとされています。
主的かつ協同的な労働: 労働者は外部からの強制や圧力によらず、自分の意志と共同体の利益のために労働します。これにより、労働は創造的で自己実現の手段となり、疎外されることはなくなりま
平等な分配と参加: アソシエーションでは、個々人が自分の能力に応じて貢献し、必要に応じて物資やサービスを受け取ります。全員が意思決定プロセスに平等に参加し、民主的な原則に基づいて運営されます。
しかし、すべての行動にToken的なインセンティブがつくことは本当に共同体の再生には繋がっているのか
資本主義的な価値観の再肯定・再構築にほかならない可能性もある
すべてのものが何をすればTokenがもらえるのかっていうことに対して動くと、理想像とは全く違うようになってくる
だからこそあんまりTokenの価値が付きすぎるのは良くないのかもしれない。投票券的な意味合いぐらいでよいのかもしれない。
大事なのは主体性を取り戻すことで、労働者の構想と実行が分離されてしまっていることを取り戻すことではある
デヴィットグレバーの負債論の基盤的コミュニズム。:基盤的コミュニズムは、生産性や効率性などを計算してしまう中で、そういったものではなく、個々の人間を数値や貨幣で計算するのではない人格的な関係の基盤。即時的見返りによる均衡的な互酬を期待しない人間同士の関わり合い。 結局は資本主義に対するオルタナティブとしては弱い