📝情報堤防
情報洪水から身を守るための仕組みや過ごし方のこと。
造語。
情報堤防の5原則
1 割り込みを減らす
2 非言語情報を摂取する比重を減らす
3 ニュースとゴシップから距離を置く
4 ノートを取る
5 慣れた世界で暇を潰す
1 割り込みを減らす
割り込みとは、ここでは向こうから読ませようとしてくるもの
例: 通知、「ちょっといい?」みたいな声掛け
割り込みは一つでも多く減らすべき
減らし方の例:
スマホ、PC、SNS、その他アプリの通知は基本的に全部切る。どうしても必要なものだけ有効にする
定期的に自分から確認する過ごし方に切り替える。例: チャットは1日4回、朝、昼、夕方、帰る前に確認する
割り込みが多い人、チーム、仕事からはできるだけ離れる
2 非言語情報を摂取する比重を減らす
非言語情報(画像、音声、動画)は疲れにくく、満足度が高くて無限に摂取できてしまう
SNSもテキスト → 画像 → 動画 → ショート動画と遷移している。現代人の多くがハマっている
逆を言えば、テキストに近いほど疲れやすく、無限の摂取を食い止められる
どうしても情報洪水を浴びたいのなら、なるべくテキストを選べば良い(というよりまだマシである)
あるいは「一度使ったことのあるもの」をもう一度使う(リトライ)のならアリ
例: 再読、再視聴、再プレイ
ただし人によっては、リトライであってもハマりすぎることがある
リトライは重要なので 5: でも後述
3 ニュースとゴシップから距離を置く
ニュースは注目を集めるためにネガティブかつショッキングな内容であることが多い。きりがないので見なくていい
本当に重要なニュースは嫌でも耳にするか、目にする
ゴシップとは有名人または自分の周辺人物に関する動向を指し、古今東西、人間がハマるコンテンツでもあるが、時間を吸われるので見なくていい
実際ニュースや媒体として、ゴシップネタはよく扱われる
5ちゃんねるや好き嫌い.comのような匿名ベースのものもある
もちろん意志だけで離れるのは難しいので、物理的に対処する
アプリを入れているなら消す
ブクマしているなら削除する
テレビのコンセントを抜く、あるいはテレビ自体を持たない
消費ではなく生産に回れというが、これは生産活動を抱えてないと暇すぎて消費するしかないからである
生産というとクリエイターを浮かべるが、そこまでハードルは高くない。日記や備忘録などノートに書く(ノートを取る)ことも生産である → ノートを取ることで消費を抑えられる
注意: あくまでもひとりで書くこと
Yahooニュースのコメントなど、見える場所に書くということではない
SNSやブログのように、見てもらうこと前提で書くものでもない
交換日記やDMなど、限られた人に見せてやりとりするものでもない
5 慣れた世界で暇を潰す
結局のところ、情報洪水に溺れに行くのは「暇だから」という面もある
ならば暇を潰してしまえばいい
「慣れた世界」で潰すといい
例:
すでに読んだマンガを読む(もちろん小説、アニメ、映画等もアリ)
すでにクリアしたゲームでまた遊ぶ
毎回ランダムになるゲームで遊ぶ
例: マインクラフトのサバイバル、風来のシレン
ただし対人的な対戦はしないこと。勝つために情報洪水に溺れに行ってしまう
すでに見た知人のSNSの過去投稿を読み返す
慣れた世界を使った暇つぶしをしている「人生を損している気分」になるが、それでいい
仕事や生活をちゃんとしているなら、それでいい
情報洪水に溺れてもストレスなだけでマイナスなので、だったら慣れた世界でゼロの方がいい
し、一度楽しんだことでも別の発見があったりするので実際はプラス
世の中には常に新しい情報に飛び込んで耐えれる「バイタリティの化け物」がたくさんいるが、無視していい
低性能はそうはなれない