B.参考05:気象データの表の作成
気象データを対象に,表を作成する手順を説明する.
1. Calcの表作成用ファイルを開く.
※最終レポート用ファイルならExam自分の氏名.ods.
← ここで初めて作成するなら,まず上のファイル名で保存し,ファイル名を確定しておく.
2.平均気温と降水量の表を作成する.
( A ) CSVファイルをダウンロードしていない場合
→ 平均気温と降水量の表を 手入力で作成する.
( B ) CSVファイルをダウンロードしている場合
→ 上で開いたファイルとは別に,CalcでCSVファイルを読み込む.
(a) 「ファイル」メニュー → 「開く」 → 保存済CSVファイルを読み込む
(b) 読み込む際に「テキストのインポート」ダイアログが出たら「OK」を押す
※出ないこともあるがインポートできればそれでよい
(c) この表から,まずはどちらかひとつの地点での必要なデータ部分をコピー
※不要なデータが多くあるので,必要な部分をよく見て探し出すこと
(d) 表作成用ファイル(Exam~)のウィンドウに移動し,適当な位置に貼り付ける
※左と上のセルに余裕をもたせて貼り付ける方が,後々便利
(e) データがコピーできたらCSVファイルは閉じてよい
※上書き保存する必要なし
(f) 以下の画像を参考に,平均気温と降水量の表を作成する
https://gyazo.com/9ce1551c05344dd5606fa81de999b0ee
※上の表は答えではない
3.表の体裁を整える.
表のデザインは特に指示しない.
しかし,「2地点の比較がやりやすい表」を作るため,下記の設定を参考にするとよい.
a. 数値の書式については,小数点以下の桁数が1になるように設定する.
例:94は整数だが,94.0と表示されるように書式を統一する
b. フォントや枠線などは以下を参考に設定する.
※最終レポート課題で提示される課題サンプルと同じ設定
フォントは初期値=游ゴシックとLiberation Sans, いずれも10pt
※Macの場合はMacOSの標準フォントを用いてよい.
列幅:月,平均気温,降水量の幅はそれぞれ,1.00cm,2.80cm,2.80cm
罫線:外枠と縦線は1.5pt,項目名と数値の区切り横線は2.0ptの二重線. 他は初期値( 0.75pt ).
4. 以上の作業を,もう一方の観測地点のデータについても行い,同様の表を作成する.
※ちょっとコツ:表作成で楽をしよう.
1. ある観測地点での表やグラフを修正・改良したら,
2. そのシートのコピーを作り,シート名を変える.
3. そこに別の観測地点のデータを上書きする.
→ こうすれば完全に同じ書式の表やグラフを作成することができる.
※この方法を繰り返すとシートがどんどん増えていく.最後に不要なシートは削除しておこう.
※注意!※ 作業を行いながら,随時「上書き保存」すること.
これは以降の作業においても同様である.
※ショートカットキー:"Ctrl+s",Macならば”⌘+S”
以上.
2024/5/1