06B:最終レポート(1)課題
【課題:気象データの入手と処理】
◆本課題課題の目的・ゴール
まず,目的と概要を案内する.
◎課題のゴール
本課題の課題目的は,
異なる2地点における気候データを 整理・視覚化し,比較検討した文書を作成すること
である.下図に回答例 (課題サンプル) を示す.
文書中の表とグラフはCalcで作成し, Writer文書に貼り付け,加筆して完成させる.
※以降,LibreOffice Calc → Calc,LibreOffice Writer → Writerと略称する
なお, 1ページ目が必須,2ページ目はオプション ( やれば加点 ).
https://gyazo.com/9a04362602cc9a1d27484b8a10241975https://gyazo.com/536063c3a34928b022a00ea32b936298
<課題イメージ1ページ目> <課題イメージ2ページ目>
この例では東京と札幌の気候を比較している.札幌は共通だがもう一つの観測地点は,実際には東京ではなく,一人ひとり異なる.
※注意※: この画像のデータは答えではない.そもそも画像に示された数値は古い平年値なので,これを流用しても無意味.自分でダウンロードした数値を用いる必要がある.
◎2つの観測地点
1. 本課題ではまず,札幌を固定観測地点とする.
観測地点番号は次の計算式 → 「学籍番号下2桁+1」
例:下2桁が40なら → 地点番号は 40+1= 41
例:地点番号41= 熊本 ( クマモト,熊本県 )
◎気象データ
気象データは様々あるが,ここで扱いたいのは,
a. 気温の月別平年データ(1~12月)
b. 降水量の月別平年データ(1~12月)
これを2地点で比較したい.
◎比較方法(表とグラフ)
1. 2地点のデータを含めた表を作成する
2. 表から2地点の気温グラフ,降水量グラフを作成する
それぞれの特徴について比較・検討する
◎ゴールのまとめ
各人は,以下の2観測地点を把握する.
固定観測地点:札幌
個別観測地点:一人ずつ異なる地点
これらの 月別平年データ(気温・降水量)を検索・取得・整理・視覚化し,比較結果を文書としてまとめる.
※全員異なる回答になるので人の回答は拝借( コピペ )できない
◆課題における作業の概要
具体的な作業の内容は以下の通り.
1. 気象庁のサイトの中で,全国の気象データを扱うページを探す.
2. 2地点の「平年」気象データを検索し,データを取得する.( 手順4まで )
3. 2つの観測地点の気温・降水量データを,Calcを使って作表する.( 手順5,6 )
4. それぞれ,Calcを使ってグラフを描く.( 手順7,8 )
5. 表とグラフを見て,2地点の気候を比較・検討する.
6. 表とグラフ,比較検討文をWriterの文書として作成する.(手順9~)
7. 必ず時間内に,できたところまでのファイルをmanabaにて提出する.
★以上の手順の中には,第4回以降の宿題,
での作業が含まれる.すでに済ませてある場合,その手順はパス可能.
★ 必ず〆切までに提出すること.( 〆切後提出は受理されない )
★手順10の相関グラフはオプション課題だが,余裕がある人はぜひチャレンジしてみてほしい.
※相関グラフは高校で見た人がいるかも知れない
◆課題の詳細( 手順 )
上記ゴールである文書作成のために,諸君がなるべく失敗しないように,ワープロや表計算の準備など, 細かい手順を追って説明する.
この手順を理解し,間違いなく作業すれば目的の文書は作成できる.
★ただし,すべての作業を詳細手順に従う義務はない.自分流でやれる人は,さっさと作業を始めてよい.
※上述したようにすでに宿題としてやり終えている作業があれば,パスしてよい.
いずれにせよ,あわてずに「何をするべきか」を理解して,確実に取り組もう.
◎アドバイス:
manabaでのレポート提出は〆切までなら何度でもできるように設定した.
せっかく頑張って作業しても,時間切れで提出できないのでは意味がない.
なので,ある程度完成したら,早めに一度提出しておくことを勧める.
※何度出しても減点はしない.
たとえば,前半ができた時点で一旦提出し,後半が完成したら最終状態を再提出する,という作戦が可能.
★再提出の際にはいったん「未提出状態」にすること.
a.古いファイルを取り消し,新しいファイルを追加する.ファイル名は同じに.
b. 別のファイルを追加するなら,「追加」ボタン.
c. 「提出」ボタンを押すまでは「未提出状態」=提出できていないことに注意.
これらの操作も含めて,必ず〆切に合わせること.
◆提出方法
上記詳細手順で得られたファイルを提出する.
( 1 ) manabaのレポート「最終レポート」にファイル添付で提出する.
提出のタイミングはいくつかある.
手順6)まで作った表入りのWriterファイル
手順7)または8)まで作ったグラフ入りのCalcファイル
手順9)または10)までで作成したグラフ入りのWriterファイル
手順11)でWriterから生成したPDFファイル( 途中提出でもPDF生成 )
( 2 ) ファイル名は以下の通り.
提出ファイル(1):Exam自分の氏名.ods (Calcファイル)
提出ファイル(2):Exam自分の氏名.odt (Writerファイル)
提出ファイル(3):Exam自分の氏名.pdf (Writerから変換)
※他のレポート同様,"Exam"は半角,他は全角.空白や"-"なし
※ファイルの順番は前後しても構わない
( 3 ) 3種類の拡張子が正しいか,確認すること.
※直前にそのファイルを開いてみる
( 4 ) 3つとも提出すること.
提出期限:5/28(火) 23:55
※締切までは再提出可能.ただし同じファイル名で出すこと.
以上.
2024/5/9