最初の接触
https://gyazo.com/addd3a1c686108a3d401bc5f99547a51
マレイ・ラインスター作/伊藤典夫訳
ハヤカワ文庫SF・短篇集『最初の接触』収録
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000012230/
概要
人類と知的生命体との”最初の接触”を描くファーストコンタクトものの原点。
おすすめポイント
妙に攻撃的な姿勢は時代の特徴?
異質な知性同士が出会った時の折衝や衝突、そして”知性”への疑問の提示が魅力のファーストコンタクトもの。
その原点となったこの「最初の接触」は、1945年に発表されたSFの古典中の古典です。
そんな作品を実際に読んでみると、後のファーストコンタクトもののSFよりもやたらと好戦的な側面が目立ちます。
作者ラインスターの作風なのか、それとも時代背景を反映したものなのか......。
後発のファーストコンタクトものの作品群と比較するとより楽しめます。
次に読むSF
同じ作者から選ぶ
マレイ・ラインスター「ガス状生物ギズモ」
違う作者から選ぶ
スタニスワフ・レム『ソラリス』
イワン・エフレーモフ「宇宙翔けるもの」
テッド・チャン「あなたの人生の物語」
ピーター・ワッツ「島」
ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「たったひとつの冴えたやりかた」
筒井康隆「最悪の接触」
#ファーストコンタクト #宇宙SF #伊藤典夫翻訳SF傑作選