アカシア種子文書の著者をめぐる考察ほか、『動物言語学会誌』からの抜粋
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アーシュラ・K・ル・グイン作/安野玲訳
河出文庫・アンソロジー『20世紀SF4』収録(版元品切)
ちくま文庫・短篇集『コンパス・ローズ』収録(版元品切)
概要
文化人類学を創作の基盤とするル・グインならではの芳醇な馬鹿SF。
おすすめポイント
らしくない、でもすこしらしい馬鹿SF。
1頁目からさっそく馬鹿で、笑いを抑えられない傑作なのですが、これまでル・グインの作品を読んできた方には意外な作風に感じることと思います。それでも、ル・グインの基盤である文化人類学的な要素はしっかり作品の中にあって、しっかりとあることこそ笑うポイントになっているのも好きな点です。
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アーシュラ・K・ル・グイン「オメラスから歩み去る人々」
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ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア「恐竜の鼻は夜ひらく」
テリー・ビッスン「熊が火を発見する」
ハーラン・エリスン「101号線の決闘」
カート・ヴォネガット『スラップスティック(ヴォネガット)』
劉慈欣「円」
草野原々「断Φ圧縮」
#馬鹿SF