くだんのはは
概要
小松左京の最高傑作。
稀代のストーリーテラー、小松左京の真骨頂とも言える作品。
おすすめポイント
小松自身の戦争体験を基にした、他人事とは思えない恐怖が大好き。
暗く、湿った語り口で語られる物語は、空襲の灯火管制下の恐怖を思わせる。物語のところどころに頭をのぞかせる不穏さがさらに恐怖を掻きたて、最後まで読む人を惹きつけます。
この作品はほとんど史実に沿って作られており、小松自身の戦争体験を追体験するような作品になっています。あなたはこの作品を読んで、どのような思いを浮かべるのでしょうか。
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