2001年宇宙の旅
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アーサー・C・クラーク作/伊藤典夫 訳
ハヤカワ文庫SF・長篇
https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000011000/
概要
SF史上屈指の名作。(もはや説明するだけ野暮では……といってサボタージュしちゃったり)
おすすめポイント
映画版と小説版、ふたつあわせて補完し合う存在
この作品と言えば、やはりキューブリック監督の手による映画版が有名です。しかしながら、どちらが優れているとかではなく、この映画版と小説版とで、互いのメディアでは表現しづらい、理解しづらい部分を互いに補いあっているのが面白いです。作品最終盤の場面は、映画版だと非常に難解な映像となっているのですが、そこでなにが起こっているのかは小説版でしっかり描かれています。どちらか片方しか触れていない、と言う方にはぜひもう片方も楽しんで頂けたらと思います。
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