露軍ウクライナ侵攻_2022年10月
10月1日 露国防省もウクライナ東部ドネツク州の交通の要衝リマンから露軍が撤退したと発表。
10月5日 キーウの日本大使館が再開。松田邦紀駐ウクライナ大使が現地入り。3月2日以来7ヶ月ぶり。リビウの臨時連絡事務所は閉鎖。領事業務は引き続きポーランドの日本大使館で対応する。
10月5日 プーチン露大統領がザポロジエ原発をロシア国有化する大統領令。
10月7日 ウクライナ最高会議は北方領土問題で日本の立場への指示を表明する決議を採択。
10月8日 クリミア大橋で大規模爆発、火災。
10月9日 プーチン露大統領はウクライナによるテロとの認識を示す。
10月10日 キーウ、ザポリージャ、リヴィウなどの市街地に大規模なミサイル攻撃。
ドイツ大使館領事部、ルーマニア領事館、大統領執務室などが破壊されたとの情報。
75発のミサイルに対し41発は迎撃という情報。
10月10日 G7議長国のドイツはG7首脳会議を11日にオンライン形式で開催する事を発表。ゼレンスキー大統領も参加する。
10月10日 国連総会は緊急特別会合を開催。4州併合は無効とする決議案の採決を目指す。
決議案の投票をロシアが要求した無記名投票ではなく公開投票で行う事を賛成107、反対13、棄権39で決定。
住民投票の無効を宣言する決議案が賛成100、反対11、棄権58で採択。
10月12日 国連総会(193ヶ国)緊急特別会合でロシアによるウクライナ4州の一方的な併合を違法として非難し無効とする決議案を賛成多数で採択。賛成143ヶ国(ブラジル、など)、反対5ヶ国(ロシア、ベラルーシ、北朝鮮、ニカラグア、シリア)、棄権35ヶ国(中国、南アフリカ、エチオピア、タイ、ベトナム、インド、など)。
10月11日 日産自動車はロシアからの撤退を発表。ロシア日産自動車製造の全株式をロシア国営企業に1ユーロで譲渡する。約1000億円の特別損失計上を見込む。
10月15日 ロシアのベルゴロド近郊の軍演習場で乱射事件。11人が死亡、15人が負傷。露国防相はテロ事件と発表。
10月19日 プーチン露大統領は一方的に併合宣言しているウクライナ4州に対し戒厳令を布告する大統領令に署名。
10月23日 ロシアのショイグ国防相が米国、英国、仏国、トルコの国防省と電話会談を行い、ダーティー・ボムへの懸念を表明。ロシア側による情報戦の一環とみられる。
10月25日 英国のスナク新首相がゼレンスキー大統領と会談。
10月25日 ドイツのシュタインマイヤー大統領がウクライナを訪問。
10月29日 クリミアのセバストポリ軍港において黒海艦隊旗艦フリゲード艦アドミラル・マカロフ、掃海艇イワン・ゴルヴェツなどが破損したという情報。
10月29日 ロシア国防省がクリミア半島のセバストポリ軍港に対する攻撃を発表。その上で穀物輸出をめぐる合意の履行を無期限停止すると発表。