早川良雄の世界
Yoshio Hayakawa Archive of PiezoGraph
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会期:2004.9.13 月 - 10.8 金
時間:11:00a.m.-7:00p.m.(水曜は8:30p.m.まで) 土曜・日曜・祝日休館 入場無料
早川良雄氏は、昭和のグラフィックデザインの礎を築いたデザイナーのひとりです。
その巧みな色彩感覚によって生み出される作品の数々は多くの人々を魅了し続け、影響を与えてきました。
「女の顔」は、氏の重要なモチーフであり、多くの仕事の中でも展開され、その表現のバリエーションは多彩に広がっています。一方、「形状」シリーズは、ノンコミッションのオリジナル作品として、1968年に制作が始まり、2003年には「形状X」が発表されました。
本展では、この「女の顔」、「形状」シリーズの中から、大阪市立近代美術館に所蔵している原画作品を中心に、氏が自ら選んだ95点を、ピエゾグラフによって復刻し、会場で展示・販売いたします。氏が一点一点監修し、原画の忠実な再現はもちろん、今現在の新たな視点で彩色を加えている作品もあります。
みずみずしく再現された作品の数々を、ぜひご堪能ください。
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https://scrapbox.io/files/6466e2fc4ce7fd001ca46043.jpeg形状シリーズより
https://scrapbox.io/files/6466e2fe46235f001c047154.jpeg女の顔シリーズより
1917年大阪生まれ。1936年大阪市立工芸学校工芸図案科卒業。三越、近鉄百貨店宣伝部などを経て、1952年フリーとなる。1954年大阪府芸術賞。1955年第1回毎日産業デザイン賞(現・毎日デザイン賞)。 同年国際グラフィックデザイナー連盟(AGI)会員となる。「グラフィック'55展」に参加。1960年世界デザイン会議パネリスト。1958年、1966年日宣美展会員賞。1959年、1960年、1967年ADC銀賞。1970年日本万国博覧会の色彩基本計画に参加。1973年世界インダストリアルデザイン会議パネリスト。1978年第13回造本装幀コンクール通産大臣賞。1981年第12回講談社出版文化賞。1982年紫綬褒章。1984年日本宣伝賞第5回山名賞。1988年勲四等旭日小綬章。1996年ADC「HALL OF FAME」(ADC殿堂入り)。著書に、作品集『早川良雄の世界』(講談社)、『早川良雄(世界のグラフィックデザイン4)』(ギンザ・グラフィック・ギャラリー/トランスアート)、随筆集『徒然感覚』(用美社)、『早川良雄の仕事と周辺』(六耀社)がある。
展示内容
「女の顔」シリーズ60点、「形状」シリーズ35点のピエゾグラフ作品を展示・販売
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主催
クリエイションギャラリーG8
協賛
EPSON PiezoGraph Laboratory