クリエイションギャラリーG8
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デザインを通じて、豊かな生活の提案や、さまざまな出会いをつくる場所を目指して、活動を続けてきました。
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株式会社リクルートホールディングスは、社会貢献活動の一環として、東京銀座にクリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンの2つのギャラリーを運営しています。情報誌・インターネット・モバイルなど多彩なメディアを通じて情報提供ビジネスを展開するリクルートホールディングスにおいて、グラフィックデザインやイラストレーション、写真等、メディアを支えるビジュアル表現は、必要不可欠なものです。そこで、このビジュアルコミュニケーションをテーマに、クリエイションギャラリーG8では、日本を代表するクリエイターや優れたデザインを紹介、ガーディアン・ガーデンでは、公募展を通してこれからの活動が期待できる若いクリエイターの活動を応援しています。
クリエイションギャラリーG8は、1985年、「G7ギャラリー」として銀座7丁目ビルに誕生。リクルートが銀座に2つのビルを持ったことから、銀座の街の活性化の一旦を担えればと思いオープンしました。1989年、場所を現在の銀座8丁目ビル1階に移転し、亀倉雄策氏責任編集によるデザイン誌『クリエイション』を冠した「クリエイションギャラリーG8」に名称を変更。グラフィックデザインを中心に企画展を開催しています。デザインを通じて、豊かな生活の提案や、さまざまな出会いをつくる場所を目指して活動を続けています。
亀倉雄策とクリエイションギャラリーG8
亀倉雄策(1915-1997)は、東京オリンピックのポスターやグッドデザインマーク、NTTのシンボルマークなどを手がけたグラフィックデザイナーです。日本のグラフィックデザイン史を築きあげたパイオニアであり、世界が注目するデザイナーとして、82年の生涯の幕を閉じるまで、常にトップを走り続けました。
亀倉氏とリクルートの関わりは、創業者の江副浩正が創業間もない頃、情報誌の表紙デザインをお願いしたことをきっかけに、シンボルマークの制作を依頼したことに遡ります。1988年以降は、事務所をリクルートの本社に移し、デザイン面はもちろん、経営全般のアドバイザーとしてもリクルートを支え続けました。氏の晩年のライフワークといえるデザイン誌『CREATION』は、1989年に創刊し、5年間で20冊を発行(20号完結当時79歳)。毎号約7名、全号で140組以上を掲載した本誌は、グラフィックデザインが確立、成熟した20世紀の優れた作家たちの仕事を残そうと、氏が作家の選択・台割り・レイアウトのひとつひとつを自らの手で行ったものです。「クリエイションギャラリーG8」というギャラリー名もこれに由来し、同誌掲載と連動した個展も多数開催しています。
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開設:1985年1月16日
企画・運営:株式会社リクルートホールディングス リクルートクリエイティブセンター
スペース:ギャラリー面積 : 120.01m²
壁面延長:55.4m
高さ:3m
主な展覧会