僕らの生存戦略
知識も乏しく、ルールは決められ、何が良いかを判断することも抑制されていく中で、いかにして個の生は可能であるか。
変化の兆しは前々からあって、しかし人間は習慣的動物だから既存の構造が惰性によってあたかも力を持っているように見えたが、昨今の出来事でなかば強制的に習慣的行動を変化させざるをえないトリガーが引かれ、ありありとその変化の姿が露呈した、ということなのだろう。
新卒一括採用って、社会に出る準備がまるで整っていない人間でも、次の月から給料がもらえる状態になれる、という点では優れているのかもしれない。もちろん、そのままずっと社会に出る準備が整わないまま年を重ねてしまう危険性もあるわけだが。
動員の限界
方法の画一的運用の限界
ウケるためのあるエディティング・カッティングがあるにせよ、その加工が自分のコンテンツと目的に適しているかは、適宜検討の必要があろう。正解はわからいにせよ。
「何者かになろう」系小説。
失敗は過程でしかない、を肯定するとして、しかしそれはエラーが出たコードを何も修正することなく何度もRunすることを肯定するわけではない。
「動き出さなきゃ始まらない」的言説は、正しい部分もあるし自分を勇気づけるときには有効だろう。一方でその言説は「何も始まっていないのは自分が動き出していないからだ」という自己責任論と、「動き出しさえすれば何かが始まる」という短絡的な楽観思考を呼び寄せる危険性もある。でもって、それらは「不安/やる気」のある人を集めて、実体のないものにお金を出させるビジネスと極めて親和性が高い。