自分のメディア作りは独学しかありえない
もともと独学しかできなかった分野が、知見が積み重なり教科書が執筆されることによって非独学へと成ることはとても素晴らしいことだとして、しかしブログというメディアの運営はどうだろうか。 その「ブログ」がある通年に基づくメディアの運営方法というならば、教科書は作りえるだろう。しかし、それを「自分のメディアを作るツール」として捉えるならば、それはどこまで言っても独学でしかありえないのではないか。
あるいは、そのような僕の考え方自体が硬直的すぎるのかもしれない。
少なくとも「自分の考え」や「自分のメディア」という、自己に依るものを立てていくことに慣れていない人は多くいるだろうし、そもそもそれを忌避している人も少なくないかもしれない。 なにせ、「自分の〜」を持つと、世界との齟齬がつらくなってしまうことが(十分に)ありえるわけだから。