分断禁
分断禁とは、制約の一つ。配置するものによってつながりが分断されてはいけない、というルールのこと。
このページでは、よく似たひとつながりルールについても述べる。
黒マス系パズルにおける分断禁
黒マスを配置するパズルでは、黒マス以外のマスのことを白マスと呼び、「白マスが盤面全体でひとつながりになる」というルールがある場合がある。黒マスによって白マスのつながりが断たれてはいけないので、これを分断禁と呼ぶ。
例として、へやわけ、たすくえあなど。
ぬりめいずなど、盤面内にスタートとゴールがある迷路を作る場合、その迷路はひとつながりであることを求められる場合が多い。
黒マスの隣接禁と組み合わされる場合があり、Dynasty puzzle と呼ばれる。詳細は当該記事を参照。
また、黒マスひとつながりルールがあるパズル種もある。
ぬりかべ、Tapa、LITS、Aqre
白マスも黒マスもひとつながりとなるパズル種として、
しろまるくろまる→これについては隠れ手筋が存在する。
黒マスひとつながりに加え、盤面の外周をすべて白マスと考えたときに白マスもひとつながりになるパズル種
バッグ、Cave
Coral
これらは「黒白の境界線が単一ループになる」と言い換えられる。バッグははじめループ系として考案された。
細かな定義など
白マスがひとつながりであるとは、ある白マスから隣接する白マスへ次々と移ると、盤面のどの白マスにも辿りつける、という状態をいう。「連結成分が1つ」と言い換えられる。
隣接関係の定義によってもさまざまな「ひとつながり」を考えることができる。
隣接にナナメを含める
スクリン、カクテルランプ
隣接の交換法則が成り立たない場合
有向パス、有向ループ