盤面
#用語
ペンシルパズルにおける盤面 (board) とは、書込が行われるマスの集合のこと。
この記事では、書込や表出を除いた状態の盤面について考察する。
盤面という言葉は木の板に由来するが、将棋・囲碁・チェスなどの対局図から派生していると考えられる。
標準的な盤面の例
https://scrapbox.io/files/616b9e24264b5a001d514d16.png
10*10サイズの盤面。二次元正方格子。正方形のマスが合計100マス並んでいる。正方形盤面とも。
変則的な盤面の例
変形盤面
フラクタル盤面
高次元盤面
グラフ
用語
マス (Cell/セル)
盤面の最小単位。(マスをさらに区切る場合もある。→Parquet)
辺
マスの辺といえば、マスを多角形と見た場合の辺を指す。
マスの内部ではなく、辺に書込を行うパズルもある。→スリザーリンク、四角に切れ
格子点
マスの格子点といえば、マスを多角形と見た場合の頂点を指す。
マスの内部ではなく、格子点や辺に表出のあるパズルもある。→天体ショー、ごきげんななめ
正方形盤面における2x2禁を、「格子点の周りのマスがすべて黒マスになってはいけません」と解釈して、変形盤面にルールを転用する場合がある。
マスの中央
例えば、ループ系パズルは、隣り合うマスを辿っていくループを書くことが多い。このルールを厳密に記述するための表現として、「線は、マスの中央を通るようにタテヨコに引きます。」というものがよく見られる。
マスの中央と中央を、まっすぐな線分で結ぶ。