表現には2種類ある
親AI派の中に「表現」に注目する人を見ることがある
例
AIは表現のどこにいるのか | Domain
手が崩れる・崩れないみたいな段階はとっくに通過している
「表現」にとってはささいなこと
手の崩れは85%が難色を示す、ともいえる
みんな表面の世界で試行錯誤している
「表現」は、著作権法が何を保護するかにおいても重視する
第二条
著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
機械学習の話でおなじみの第三十条の四
著作物は、次に掲げる場合その他の当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
教えて著作権
「表現」は抽象的
具体にしたい
表現
心理的、感情的、精神的などの内面的なものを、外面的、感性的形象として客観化すること。また、その客観的形象としての、表情・身振り・言語・記号・造形物など。「情感を—する」「全身で—する」
[補説 ]representationおよびexpressionの訳語。
範囲が広すぎる
2種類の訳語がある
representation
「representation」は、主に「代表すること」や「代理」、「表現」、「記号」、「象徴」を意味する。「表現(描写)する」や「〜を代表する」という意味を表す「represent」の名詞形である。代理的性質を持つ事柄を指すことから、「肖像」や「絵画」、「演劇」を意味する場合もある。
代表、代理、記号、象徴
生成イラストそのものはこちら寄り
プロンプトの代表、象徴を出力する
人間もしばしばrepresentationする
描き方の代表を学んで習得し、代理で描写する
○○の描き方
二次創作
中世の宗教画
expression
「expression」とは、何らかの感情や考えを表現する方法や手段を指す言葉である。言葉や文章、音楽、絵画、ダンスなど、さまざまな形で表現される。また、「expression」は数学やプログラミングにおいて、数式や式を意味することもある。
方法、手段
根源的な「人間のわざ」「行う」
そうして美術品が作られる
「扱う道具」は、representation / expressionを直接変えない
扱い方で変わる
手段を重要視しない=どの道具でもrepresentationに寄る
自らがその手段の代理になっている
道具=手段であれば、expressionに寄る
その道具を手段として用いるのは自分
拠り所としている創造性のあり方の違い
現代アートのアーティストやメディアアーティストはほとんど危険視していないという,真逆と言える反応を見せているそうだ
横方向にとらえていそう
油彩は油彩、木工は木工のように、AIはAI、と選択肢がひとつ増えた
やりたい表現をやりとげるために何を選ぶかは、これからも作家次第
この場合の「表現」は、expressionだろう