後手を引いている最中の可能性
「後手を引く」という将棋用語がある
一般的な慣用句だと「後手に回る」
先手で指してたのに、いつの間にか後手の後追いみたいな手になってしまっていること
自分が先手で指す
後手が指す
先手が指す
(中略)
後手が指す(整ってきた)
先手が指す(こちらも負けじと)
結果、指す手が後手に似て、先手が事実上の一手損をする
負けじと=防衛、応戦、対抗にコストを割きすぎると起こる
その間、敵陣が整うのを黙って見ていたのと大して変わらない
将棋はターン制なので、相手がミスしない限りこの一手損は取り返せない
ポケモンでも一手損を誘発する行動は強い
いわなだれはダブルバトルで頻出、まもるは効果的、初出のばけのかわは強すぎた
絵において、この「先手が指す(こちらも負けじと)」の状況に、生成イラストに対抗する人間絵描き側が少なからず陥っていそう
生成イラストのほうが後手なのに
今まで「絵を描く」=「公開情報から後手でも正解を出す」偏重だったんじゃないの、と平等に問われている
公開情報=「○○の描き方」、TIPS、流行、世俗、お金を落としてもらう方法などのすべて
それらを使いこなした結果、8割の人に評価されても、2割残っている
データセットは公開情報であり、実態が不明瞭な残り2割に機械的に到達することは困難と考える
人間に負けじと残りの2割を目指すと、非公開情報が影響して、後手を引き始める
データセット性
先手のアドバンテージを捨てないで済むための方策が重要、というのがmk.iconの見解
最上位の絵描きは、自省込みですでに始めていると思う
個々で取り組めて、表明する必要もない
表明しても公開情報が増えるだけ
従来と異なる目的地を目指すため、進入する方角から変える
例えば、神秘主義で描くこともできる
「表現」1つとっても表現には2種類あるといったことが出てくる